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【議題(13)資料13】国産木材の需要拡大に向けた提言.pdf (5 ページ)

公開元URL https://www.nga.gr.jp/conference/r06/6_1.html
出典情報 全国知事会議(8/1)《全国知事会》
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(8)森林環境譲与税の活用促進
森林環境譲与税の使途について、都市部においては、公共施設の木造化等に有
効に活用することで山村部の森林整備との好循環が生まれるよう、市町村が譲
与税を活用して実施した木材活用の先進・優良事例を収集し、都道府県や市町村
に対して積極的な情報提供を行うこと。
(9)広葉樹資源の活用
国産広葉樹を付加価値の高い有用な資源として家具・内装材等への利用拡大
を図るため、安定供給体制の整備や製品・技術開発に対する支援を行うこと。
(10)新たな素材としての木材の活用促進
従来の木材利用に加え、木材から抽出した精油としての活用や、セルロースや
リグニン等の成分を使用した新素材の技術開発など、木材の新たな素材として
の活用にかかる取組への支援を拡充すること。
(11)新しいライフスタイルや新たな省エネ基準への対応
テレワークの普及等による、ライフスタイルの変化を背景とした住環境に対
する消費者ニーズの変化や、カーボンニュートラルの実現に向けて改正された
建築物省エネ法の省エネ基準に対応できる、各種木製品と技術の開発及び普及
に対する支援を行うこと。


公共建築物の木造化・木質化の推進

(1)財源の確保【重点事項③】
公共建築物の木造化・木質化を促進するために必要な予算を確保するととも
に、複数年度にわたる整備を対象とする要件緩和、補助率の引上げ、補助対象の
拡充といった既存事業の見直しや、地域の実情に応じた新たな助成制度の創設
など、地方公共団体等に対する支援の拡充を図ること。
(2)企画立案の推進
一般流通材の活用などにより低コスト化を図る工法の開発を促進し、新営予
算単価への反映を図るとともに、用途別・規模別の標準設計の作成・普及を進め
ること。
また、木造建築物の単価設定や積算方法、他構造とのトータルコスト比較等に
関する事例調査を実施し、その結果を地方公共団体に提供すること。
(3)設計・維持管理の円滑化
木造に対応した一貫構造計算ソフトウェアの普及や標準ディテールの開発を
促進するとともに、設計に必要となる試験に対する支援を行うこと。
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