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がん患者の人生の最終段階の療養生活の実態調査結果 5万人の遺族から見た全体像を公表 (4 ページ)
出典
公開元URL | https://www.ncc.go.jp/jp/information/pr_release/2022/0325/index.html |
出典情報 | がん患者の人生の最終段階の療養生活の実態調査結果(3/25)《国立がん研究センター》 |
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ことに加え、複雑な場面での診断方法や難治性の症状に対する新たな治療方法の開発を検討
する必要があります。
図2
死亡前 1 カ月間の患者の療養生活の質
4) 全体・死亡場所別:死亡前 1 週間の患者の苦痛症状
がん患者の遺族全体では、患者が死亡前に強い痛みを感じていたと回答した割合は 28.7%で
した(図 3)
。当該遺族が回答した痛みの理由として最も多かったのは、痛みに対して医療者
は何らかの対処をしたが、不十分であったから(28.4%)でした(表 2)。その他の理由には、患
者の認知機能が低下していることにより痛みの評価が難しい場合や、褥瘡や骨折・腰痛など
のがん以外の併存症・医療処置による痛みがある場合も含まれており、複数の要因が影響し
ていたと考えられます。
痛みは患者の療養生活の質に影響する重要な要因であるため、改善を図る必要があります。
図3
死亡前 1 週間の患者の苦痛症状
4
する必要があります。
図2
死亡前 1 カ月間の患者の療養生活の質
4) 全体・死亡場所別:死亡前 1 週間の患者の苦痛症状
がん患者の遺族全体では、患者が死亡前に強い痛みを感じていたと回答した割合は 28.7%で
した(図 3)
。当該遺族が回答した痛みの理由として最も多かったのは、痛みに対して医療者
は何らかの対処をしたが、不十分であったから(28.4%)でした(表 2)。その他の理由には、患
者の認知機能が低下していることにより痛みの評価が難しい場合や、褥瘡や骨折・腰痛など
のがん以外の併存症・医療処置による痛みがある場合も含まれており、複数の要因が影響し
ていたと考えられます。
痛みは患者の療養生活の質に影響する重要な要因であるため、改善を図る必要があります。
図3
死亡前 1 週間の患者の苦痛症状
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