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資料1 特定機能病院の現状等に係る前回の指摘事項等及び今後の議論の進め方について (13 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_41753.html
出典情報 特定機能病院及び地域医療支援病院のあり方に関する検討会(第21回 8/20)《厚生労働省》
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(参考)令和6年7月3日 第20回特定機能病院及び地域医療支援病院のあり方に関する検討会資料

特定機能病院等におけるその他の観点(現状と論点)
【現状】
○ 大学附属病院本院からの医師派遣機能は、現在、特定機能病院の承認要件とはなっていない。
○ 特定機能病院のうち、多数を占める大学附属病院本院から、様々な地域に医師派遣が行われている。

○ 医師派遣のうち、一部は、医師少数区域に対してのものとなっている。
○ 医師派遣されている医師の専門性を鑑みると、医師少数区域か否かに関わらず、幅広い専門領域につ
いて、医師派遣を行っている。
○ 社会保障審議会医療分科会(令和6年3月 28 日)意見書においても、「大学附属病院は、医療の提供以
外にも、医学生を含む人材の育成及び供給を行う機関としての役割や、医学の進歩に寄与する研究開発
の推進の役割を求められる点で、他の医療機関とは一線を画すものであることから、特定機能病院を称す
る大学附属病院についても、その求められる機能について整理をするべき」と指摘されている。

【論点】
○ 大学附属病院本院からの医師派遣機能は、現在、特定機能病院の承認要件とはなっていない。医療
分科会の意見書を踏まえ、医療施設機能の体系化の推進を行うという特定機能病院の趣旨に鑑み、こ
のような医師派遣機能について、高度な医療の提供、高度の医療技術の開発・評価、高度の医療に関す
る研修等の特定機能病院の既存の承認要件との関係や、今後、我が国の医療提供体制の充実・強化と
の関係を含め、どのように考えるか。
○ その他、医療施設機能の体系化の推進を行うという特定機能病院の趣旨に鑑み、特定機能病院のあ
り方、承認要件等について、どのような点を検討すべきか。

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