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資料1 特定機能病院の現状等に係る前回の指摘事項等及び今後の議論の進め方について (8 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_41753.html
出典情報 特定機能病院及び地域医療支援病院のあり方に関する検討会(第21回 8/20)《厚生労働省》
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高度な医療技術の開発・評価(研究)に係る観点の指摘事項等


地方部等において、研究の実績等が低調になっている特定機能病院・大学附属病院本院
があるのではないか。また、そうだとすると、その原因等についても分析することが必要
ではないか。



競争的資金は、分野を絞った方が獲得しやすく、その観点でも、特定領域型と幅広い分
野をカバーする必要がある総合型は分けて議論する必要があるのではないか。また、総合
型の要件として、幅広い分野で研究を行ったり、競争的資金等を獲得したりしている実績
やそのための体制を構築できていることをみていく必要があるのではないか。



同様に、研究実施、論文作成、論文掲載も分野を絞った方が難易度が下がると考えられ
ることから、特定領域型と幅広い分野をカバーする必要がある総合型は分けて議論する必
要があるのではないか。



研究の定量的な実績要件として、査読あり英語雑誌への論文の掲載件数が用いられてい
るが、近年、査読の質等も様々になってきている等の状況変化等があるため、論文の質の
観点で検討を行う必要があるのではないか。論文に限らず、研究において、質の観点での
検討が重要ではないか。



研究実績のみならず、研究を支える体制(CRC,倫理体制等を含む。)についても、引き
続き評価していく必要があるのではないか。



特定機能病院と一般病院との研究の実績等の比較を行わないと、特定機能病院としてど
の程度の研究が行われているのかを評価しづらいのではないか。

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