参考資料 特定機能病院の現状等について(第20回検討会資料2-2) (66 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_41753.html |
出典情報 | 特定機能病院及び地域医療支援病院のあり方に関する検討会(第21回 8/20)《厚生労働省》 |
ページ画像
プレーンテキスト
資料テキストはコンピュータによる自動処理で生成されており、完全に資料と一致しない場合があります。
テキストをコピーしてご利用いただく際は資料と付け合わせてご確認ください。
【現状】
○ 特定機能病院においては、高度の医療提供について承認要件となっている。先進医療や難易度が比較
的高い疾患等については、医療の高度化を踏まえ、特定機能病院だけでなく、特定機能病院ではない病
院でも実施されるようになってきている。
○ 具体的には、先進医療については、先進医療Aは73医療機関(うち、特定機能病院59(うち大学附属病
院本院55))において、先進医療Bについては、167医療機関において行われている。先進医療A、Bを実施
していない特定機能病院(うち、大学附属病院)は、それぞれ、29(うち24)、19(うち1)である。
○ また、悪性腫瘍等の手術等については、脊髄腫瘍、縦隔腫瘍、食道がん、肝臓がん等については、大学
附属病院本院、ナショナルセンター/その他(特定領域型)において、実績が高い傾向にあるが、食道がん、
肝臓がん等は特定機能病院以外でも一定の実績がある。また、胃がん、結腸がん等については、特定機
能病院とそれ以外の病院の、病院あたりの件数にあまり差がない状況である。
○ 悪性腫瘍以外の疾患については、急性膵炎、敗血症等については、大学附属病院本院等で実績が高い
傾向にあるが、特定機能病院以外の病院でも一定の実績がある。また、DPCの複雑性指数等については、
大学附属病院本院と同程度に高い病院も一定数存在する。カバー率指数については、大学附属病院本院
で高い傾向にあるが、それらと同程度に高い大学附属病院本院以外の病院も存在する。
【論点】
○ 医療の高度化等により、高度と考えられる医療提供の中には、特定機能病院以外の病院でも実施され
るようになっているもの、特定機能病院とそれ以外で実施件数が変わらないものがみられるようになって
きている状況を踏まえ、特定機能病院における高度な医療の提供のあるべき方向性や承認要件等につ
いてどのように考えるか。
○ 実績等を把握することが必ずしも容易ではないが、特定機能病院において特に実施されている高度な
66
医療提供について、特に議論しておくべき点はないか。そのような点をどのように考えるか。