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参考資料 特定機能病院の現状等について(第20回検討会資料2-2) (73 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_41753.html
出典情報 特定機能病院及び地域医療支援病院のあり方に関する検討会(第21回 8/20)《厚生労働省》
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特定機能病院等における医療技術の開発・評価等の現状と論点
【現状】
○ 特定機能病院においては、医療技術の開発・評価等が承認要件となっている。
○ 研究費の獲得状況等については、特定機能病院のうち、大学附属病院本院およびナショナルセンターで
特に高い。一方、大学附属病院本院であっても、実績が特に低い病院が一定数ある。
○ 臨床研究に関する論文数については、特定機能病院において一定の実績がある。また、Case Report等
の実績が多い病院が存在している。なお、臨床研究に関する論文の出版については、近年のオンライン
ジャーナル化等を踏まえ、以前よりも容易になっているという指摘がある。

○ 臨床研究中核病院においては、我が国の国際水準の臨床研究や医師主導治験の中心的役割を担う拠
点として、相応の実施体制や特定臨床研究等に関する論文の実績要件が定められているが、特定機能病
院における臨床研究の内容等には特に定めがない。(後述)

【論点】
○ 特定機能病院のうち、大学附属病院本院、ナショナルセンターにおいて研究費の獲得実績や論文の出
版実績が比較的高い一方、一部の大学附属病院本院では実績が低い等の状況を踏まえ、特定機能病
院における医療技術の開発・評価等のあるべき方向性や承認要件等についてどのように考えるか。 (大
学附属病院本院等の類型ごとの論点を含む。)
○ 臨床研究については、様々な観点(世界初の医薬品・医療機器の開発等、他国で既承認のものを日本
に導入するもの等、実施している診療行為の結果等をまとめるもの等)があるが、特定機能病院において、
医療技術の開発・評価を行い、推進していくべきものはどのようなものか。
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