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・参考資料2_津下構成員提出資料 (7 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000199258_00037.html
出典情報 高齢者の保健事業のあり方検討ワーキンググループ(第15回 9/4)《厚生労働省》
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【参考】
一体的実施・KDB活用支援ツールによる支援対象者の抽出条件
#

抽出条件

事業の目的

抽出項目

1

低栄養

低栄養状態の可能性のある者を抽出し、
低栄養防止の取組につなげる

健診:BMI≦20
かつ
後期高齢者の質問票⑥(体重変化)

2

口腔

3
4

5

服薬

身体的フレイル
(ロコモ含む)

オーラルフレイル・口腔機能低下者を抽
出して歯科受診につなげ、口腔機能低下
防止を図る
多剤投薬者や睡眠薬服用者を抽出し、
服薬指導・服薬支援につなげることで、
残薬を減らすとともに、転倒等の薬物有
害事象を防止する
身体的フレイル(ロコモティブシンドロー
ム含)のリスクがある者を抽出し、予防に
つなげる

後期高齢者の質問票④(咀嚼機能)、質問票⑤(嚥下機能) のいずれかに該当
レセプト:過去1年間歯科受診なし

かつ

レセプト:処方薬剤数「15以上、20以上」等で対象者を抽出し、個別支援が実施可能な人数まで候補者を絞り込む
レセプト:睡眠薬処方あり
かつ
後期高齢者の質問票⑧(転倒) または 質問票⑩(認知:物忘れ)及び質問票⑪(認知:失見当識)2つ該当
後期高齢者の質問票①(健康状態)に該当 かつ 質問票⑦(歩行速度)に該当
質問票⑦(歩行速度)に該当 かつ 質問票⑧(転倒)に該当

6

血糖・血圧コントロール不良かつ薬剤処
方がない者を医療機関受診につなげる

健診:HbA1c≧8.0% または BP≧160/100
かつ
レセプト(医科・DPC・調剤):対応する糖尿病・高血圧の薬剤処方履歴(1年間)なし

7

糖尿病、高血圧症で薬剤を中止している
者に対して健康相談を行い、健診受診に
つなげる

レセプト(医科・DPC・調剤):抽出前年度以前の3年間に糖尿病・高血圧の薬剤処方履歴あり かつ 抽出年度に薬剤処
方履歴なし
かつ
健診:抽出年度の健診履歴なし

8

糖尿病等の基礎疾患があり、フレイル状
態にある者を抽出、通いの場等の介護
予防事業につなげる

基礎疾患ありの条件 レセプト(医科・DPC・調剤):糖尿病治療中もしくは中断 または 心不全、脳卒中等循環
器疾患あり、または 健診:HbA1c7.0%以上
かつ
後期高齢者の質問票①(健康状態) または 質問票⑥(体重変化) または 質問票⑧(転倒)質問票⑬(外出頻度)のいず
れかに該当

9

腎機能不良かつ医療機関への受診がな
い者に受診勧奨を行い、透析を予防する

健診:eGFR<45 または 尿蛋白(+)以上
レセプト:医療(入院・外来・歯科)未受診

健康状態不明者に対するアウトリーチ等
により健康状態等を把握し、必要な支援
を行う

健診:抽出年度および抽出前年度の2年度において、健診受診なし
レセプト:レセプト(入院・外来・歯科)履歴なし
かつ
介護: 要介護認定なし

重症化予防
(糖尿病・
循環器・腎)

10

健康状態不明者

かつ

かつ

※ 厚生労働科学(政策科学総合研究事業(政策科学推進研究事業)「高齢者の保健事業と介護予防の一体的実施推進に係る検証のための研究」(研究代表者:津下一代
(女子栄養大学 特任教授))による抽出基準 https://www.mhlw.go.jp/content/000917658.pdf

7

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