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資料2ー4:宮本委員提出資料 (4 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_24877.html |
出典情報 | 循環器病対策推進協議会(第7回 3/30)《厚生労働省》 |
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令和2年度研究
脳卒中・心疾患の「患者支援」
海外文献レビュー(一部抜粋)
脳卒中
心不全
・地域コミュニティにおける心理社会的介入
▶サバイバーと介護者の抑うつ症状改善
(Watkins et al.2007. Mitchell et al.2009, Wong et al.2005)
▶サバイバーに対する心理教育や支援資源の導入が、不安症状改善
(Fang et al.2017)
▶退院計画や退院目標の設定、地域リハビリテーションの導入はサバイ
バーのQOL改善
(Robinson-Smith et al.2016)
・抑うつ、または社会的支援が少ない心不全患者は、そうでな
い患者と比較すると治療へのコンプライアンス不良、再入院率
が有意に高い
(Low J et al.2011,Cagle JG et al.2017,Head B et
al.2019)
・介護者を対象した電話・ピアサポートグループ
▶QOLを改善
(Harrington et al.2010, Wong et al.2005)
・社会資源の導入、心理教育、問題解決技法を用いた介入
▶介護者のコーピング改善
(Inci et al.2016, Mitchell et al.2009, van den Heuvel et
al.2000, Bakas et al.2015)
・看護師とMSWが心不全症状の苦痛とうつ症状の改善を目的と
した構造的面接
▶うつ症状の改善(P=0.02)
( Bekelman DB et al.2018)
・緩和ケア担当MSWが構造化された面接の実施
▶ACP文書作成者の増加(p=0.01)
医療チームと患者の間の予後の整合性向上(P=0.01)
(O’Donnell AE,2018)
・脳卒中支援は、アクセスしやすいスポット(stroke-service-spot)に、すべ
ての病期の患者・その家族・市民がアクセスできる体制をとっている(ドイツ)
▶急性期でソーシャルワーカーの支援を受けていたとしても、生活期で
あらためて支援が必要となる
▶脳卒中者は経済的なアドバイス、脳卒中に関する情報、家族やパート
ナーとの人間関係、就労、生活費について、1年から5年という長期間にわたり
課題を抱えている14, Robinson-Smith et al.2016)
ソーシャルワーク支援や地域コミュニティにおける心理社会的介入は、
「抑うつ症状の改善」「本人、介護者のQOL、コーピングの改善」「ACP」について効果がある
脳卒中・心疾患の「患者支援」
海外文献レビュー(一部抜粋)
脳卒中
心不全
・地域コミュニティにおける心理社会的介入
▶サバイバーと介護者の抑うつ症状改善
(Watkins et al.2007. Mitchell et al.2009, Wong et al.2005)
▶サバイバーに対する心理教育や支援資源の導入が、不安症状改善
(Fang et al.2017)
▶退院計画や退院目標の設定、地域リハビリテーションの導入はサバイ
バーのQOL改善
(Robinson-Smith et al.2016)
・抑うつ、または社会的支援が少ない心不全患者は、そうでな
い患者と比較すると治療へのコンプライアンス不良、再入院率
が有意に高い
(Low J et al.2011,Cagle JG et al.2017,Head B et
al.2019)
・介護者を対象した電話・ピアサポートグループ
▶QOLを改善
(Harrington et al.2010, Wong et al.2005)
・社会資源の導入、心理教育、問題解決技法を用いた介入
▶介護者のコーピング改善
(Inci et al.2016, Mitchell et al.2009, van den Heuvel et
al.2000, Bakas et al.2015)
・看護師とMSWが心不全症状の苦痛とうつ症状の改善を目的と
した構造的面接
▶うつ症状の改善(P=0.02)
( Bekelman DB et al.2018)
・緩和ケア担当MSWが構造化された面接の実施
▶ACP文書作成者の増加(p=0.01)
医療チームと患者の間の予後の整合性向上(P=0.01)
(O’Donnell AE,2018)
・脳卒中支援は、アクセスしやすいスポット(stroke-service-spot)に、すべ
ての病期の患者・その家族・市民がアクセスできる体制をとっている(ドイツ)
▶急性期でソーシャルワーカーの支援を受けていたとしても、生活期で
あらためて支援が必要となる
▶脳卒中者は経済的なアドバイス、脳卒中に関する情報、家族やパート
ナーとの人間関係、就労、生活費について、1年から5年という長期間にわたり
課題を抱えている14, Robinson-Smith et al.2016)
ソーシャルワーク支援や地域コミュニティにおける心理社会的介入は、
「抑うつ症状の改善」「本人、介護者のQOL、コーピングの改善」「ACP」について効果がある