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資料2ー4:宮本委員提出資料 (6 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_24877.html
出典情報 循環器病対策推進協議会(第7回 3/30)《厚生労働省》
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令和3年度研究

相談支援プログラム案36項目の「実施状況」「重要性の認識」に関するアンケート結果/考察

<アンケート概要>
対象:(公社)日本医療ソーシャルワーカー協会会員 5541名(2021.10.1現在)

方法:ウェブアンケート

目的:望ましい相談支援プログラムの36項目について、①実施状況,②患者にとっての重要性の認識の把握

脳卒中
• 相談支援は回復期リハビリテーション病棟の役割
が大きい。
・ソーシャルワーカーが入退院支援加算業務に専任
している場合、アウトリーチやネットワーキング、
地域資源の開発の必要性を認識しながらも、実施が
難しいことが多い。
・脳卒中患者のニーズに応えるためには、相談支援
専門職の配置が重要であることが示された。

回答期間:2021.10.1~10.25

有効回答数:1339人

心疾患
・相談支援は急性期病院において主に実践されている。
・ソーシャルワーカーによる相談支援は、院内連携を
中心とした個別的支援は実践されているものの、院外
や地域に目を向けた協働的社会資源開発から地域づく
りといった実施には限界や障壁がある。
・心疾患患者のニーズに応えるためには、相談支援専
門職の配置が重要であることが示された。

・対患者・家族といったミクロ支援の実施率は高かったが、対多機関、地域といったメゾ、マクロの支援は
重要度の認識は高かったが、実施率は低かった。
・メゾ、マクロの支援は医療機関のみでの実施は困難なため、地域の多職種、多機関との連携が課題である。
・ミクロ・メゾ・マクロのレベルでの活動というソーシャルワーカーが持つ機能を循環器病患者支援において
発揮するために、適切な相談窓口の設置と、ソーシャルワーカーの配置が望ましい。