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資料2ー4:宮本委員提出資料 (8 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_24877.html
出典情報 循環器病対策推進協議会(第7回 3/30)《厚生労働省》
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循環器疾患患者における情報提供・相談支援の特徴
循環器病の特徴
◆ 加齢とともに患者数が増加し、患者の年齢層は高い
◆ 乳幼児期、青壮年期、高齢期のいずれの世代でも発症するため、ライフステージにあった対策が求められる。
◆ 循環器病の多くは、運動不足、不適切な食生活、喫煙等の生活習慣や肥満等の健康状態に端を発して発症し、その経過は、
生活習慣病の予備群、循環器病をはじめとする生活習慣病の発症、重症化・合併症の発症、生活機能の低下・要介護状態
へと進行する。
◆ 生活習慣にかかわらず、先天性疾患、遺伝性疾患、感染性疾患、加齢などを原因とする疾患等、様々な病態が存在する。
◆ 循環器病は、急激に発症し、数分から数時間の単位で生命に関わる重大な事態に陥り、突然死に至ることがある。しかし、
発症後早急に適切な治療が行われれば、後遺症を含めた予後が改善される可能性がある。
◆ 慢性期には再発や増悪を来しやすく、入退院を繰り返すため、円滑な在宅移行と再入院回避のための支援が必要である。
◆ 補助人工心臓や植込型除細動器による治療を受ける患者・家族は、医療機器の管理を担う必要がある。

循環器疾患患者に対する情報提供・相談支援の特徴
高齢患者やその介護者の身体的、認知/精神的、社会経済的問題に対する情報提供・相談支援が求められる。
就学、就労、妊娠、出産など、あらゆる患者のライフステージにあった情報提供・相談支援が求められる。
疾患や治療に関する最新のエビデンスに基づく情報提供が必要である。
併存疾患を有する患者も多く、循環器病のみならず他疾患に関する効果的な情報提供や相談支援が可能な体制を構築する必
要がある。
◆ 急激な病状変化への対処や増悪予防のための療養方法に関する情報提供・相談支援が必要である。
◆ 退院後の在宅あるいは施設での生活の継続に関する情報提供が求められる。
◆ 医療機器管理に関する情報提供・相談支援が必要である。