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柴口構成員提出資料 (5 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_43778.html |
出典情報 | ケアマネジメントに係る諸課題に関する検討会(第4回 9/20)《厚生労働省》 |
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説明は職能団体を中心に随時行われているので、現場の実情に沿った研修カリキュラムの見直
しをすべきである。
当協会としては、制度改正や報酬改定については上記の理由から、必要最低限に抑え事例検
討に偏ったカリキュラムから以下の研修科目が重要と考えている。
〇専門研修課程Ⅱ…多様なマネジメントの手法や相談援助技術のスキルアップ、コミュニティ
ワークなどの知識習得
〇主任介護支援専門員更新研修…スーパービジョンのスキル向上などの指導スキルやファシリ
テーションスキルの向上
3.更新研修については単年度ではなく複数年で受講可能とした単位制を導入し、受講
負担の軽減を図る
現任者の更新研修については、受講負担を軽減するため1年単位の受講ではなく複数年での
受講を認める単位制を導入すべきである。
4.既存のオンライン研修のコンテンツを活用し、受講負担の軽減を推進すべき
ICTを活用したオンデマンド方式の導入は必要であるが、同時に質を担保するためにも受
講後の習得度の確認の仕組みを導入すべきではないか。なお、当協会では、オンライン用の講
義動画コンテンツと連動した理解度確認のためのオンラインテストを作成している。このテス
ト結果は、研修向上委員会に資料として提供する仕組みを構築している。
5.離職者が復職しやすくなるよう再研修の受講時期の見直しを
離職者が復職するには復職前に再研修を受講しなければならない。しかし再研修の受講時期
は限られており、受講のタイミングを逃す事は復職のタイミングも逃し、介護支援専門員のな
り手を失う結果となっている。復職前にこだわらず復職後一年以内程度での受講や、自治体や
職能団体、または一定の研修機関による研修受講により読み替え可能とするなどの緩和策が必
要である。
【ケアマネジメントの質の向上に向けた取り組みの促進】
1.ケアマネジメントの展開方法やケアプランが利用者一人一人で異なるものである
以上、質の評価基準は個別性を踏まえて多面的視点で作るべきである
個別性が重視され、定量的にとらえることが難しいケアマネジメントについてその質の評価
を画一的な基準にするのは困難である。評価にあたってはプロセス、ストラクチャー、アウト
カム等の多面的視点が必要である。ケアマネジメントプロセスに基づくプロセス評価や、法令
順守の体制、OJTおよびスーパービジョンの実施体制、研修の受講体制等のストラクチャー
評価については比較的標準化しやすい。しかし利用者によって異なる自立支援の形やQOLと
いうアウトカムの評価や、実践活動等の中で積み上げていく介護支援専門員の専門性の評価、
職場環境や地理的な要因に左右される業務量については個別性の課題等により画一的評価は難
しいと考える。
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しをすべきである。
当協会としては、制度改正や報酬改定については上記の理由から、必要最低限に抑え事例検
討に偏ったカリキュラムから以下の研修科目が重要と考えている。
〇専門研修課程Ⅱ…多様なマネジメントの手法や相談援助技術のスキルアップ、コミュニティ
ワークなどの知識習得
〇主任介護支援専門員更新研修…スーパービジョンのスキル向上などの指導スキルやファシリ
テーションスキルの向上
3.更新研修については単年度ではなく複数年で受講可能とした単位制を導入し、受講
負担の軽減を図る
現任者の更新研修については、受講負担を軽減するため1年単位の受講ではなく複数年での
受講を認める単位制を導入すべきである。
4.既存のオンライン研修のコンテンツを活用し、受講負担の軽減を推進すべき
ICTを活用したオンデマンド方式の導入は必要であるが、同時に質を担保するためにも受
講後の習得度の確認の仕組みを導入すべきではないか。なお、当協会では、オンライン用の講
義動画コンテンツと連動した理解度確認のためのオンラインテストを作成している。このテス
ト結果は、研修向上委員会に資料として提供する仕組みを構築している。
5.離職者が復職しやすくなるよう再研修の受講時期の見直しを
離職者が復職するには復職前に再研修を受講しなければならない。しかし再研修の受講時期
は限られており、受講のタイミングを逃す事は復職のタイミングも逃し、介護支援専門員のな
り手を失う結果となっている。復職前にこだわらず復職後一年以内程度での受講や、自治体や
職能団体、または一定の研修機関による研修受講により読み替え可能とするなどの緩和策が必
要である。
【ケアマネジメントの質の向上に向けた取り組みの促進】
1.ケアマネジメントの展開方法やケアプランが利用者一人一人で異なるものである
以上、質の評価基準は個別性を踏まえて多面的視点で作るべきである
個別性が重視され、定量的にとらえることが難しいケアマネジメントについてその質の評価
を画一的な基準にするのは困難である。評価にあたってはプロセス、ストラクチャー、アウト
カム等の多面的視点が必要である。ケアマネジメントプロセスに基づくプロセス評価や、法令
順守の体制、OJTおよびスーパービジョンの実施体制、研修の受講体制等のストラクチャー
評価については比較的標準化しやすい。しかし利用者によって異なる自立支援の形やQOLと
いうアウトカムの評価や、実践活動等の中で積み上げていく介護支援専門員の専門性の評価、
職場環境や地理的な要因に左右される業務量については個別性の課題等により画一的評価は難
しいと考える。
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