よむ、つかう、まなぶ。

MC plus(エムシープラス)は、診療報酬・介護報酬改定関連のニュース、

資料、研修などをパッケージした総合メディアです。


【資料5】かかりつけ精神科医機能について (13 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_44099.html
出典情報 精神保健医療福祉の今後の施策推進に関する検討会(第3回 10/3)《厚生労働省》
低解像度画像をダウンロード

資料テキストはコンピュータによる自動処理で生成されており、完全に資料と一致しない場合があります。
テキストをコピーしてご利用いただく際は資料と付け合わせてご確認ください。

第8次医療計画
精神疾患の医療体制の構築に係る指針(抄)
第2 医療体制の構築に必要な事項
1 目指すべき方向
「第1 精神疾患の現状」を踏まえ、行政と医療、障害福祉サービス、介護サービス等の顔の見える連携を推進し、
精神保健医療福祉上のニーズを有する方が、その意向やニーズに応じ、切れ目なくこれらのサービスを利用し、安心
してその人らしい地域生活を送ることができるよう、地域における多職種・多機関が有機的に連携する体制の構築を
進める必要がある。具体的には、以下のとおりである。
① 精神科医療の提供体制の充実には、精神保健に関する「本人の困りごと等」への支援を行う平時の対応を充実
する観点と、精神科救急医療体制整備をはじめとする精神症状の急性増悪や精神疾患の急性発症等による患者の
緊急のニーズへの対応を充実する観点が必要である。平時においては、かかりつけの医療機関に通院し、障害福
祉・介護その他のサービスを利用しながら、本人の希望に応じた暮らしを支援するとともに、患者の緊急のニー
ズへの対応においては、入院治療(急性期)へのアクセスに加え、受診前相談や入院外医療(夜間・休日診療、
電話対応、在宅での診療、訪問看護等)について、都道府県等が精神科病院、精神科訪問看護を行う訪問看護事
業所等と連携しながら必要な体制整備に取り組むことが望ましい。
② また、精神障害の有無や程度にかかわらず、地域で暮らす全ての人が、必要な時に適切なサービスを受けられ
るよう、精神障害にも対応した地域包括ケアシステムの構築を推進する観点から、医療計画、障害福祉計画、介
護保険事業(支援)計画が相互に緊密に連携し、医療、障害福祉・介護、住まい、就労等の社会参加、地域の助
け合い、教育・普及啓発が包括的に確保された体制を整備していくことが重要となる。

13