よむ、つかう、まなぶ。

MC plus(エムシープラス)は、診療報酬・介護報酬改定関連のニュース、

資料、研修などをパッケージした総合メディアです。


【資料5】かかりつけ精神科医機能について (4 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_44099.html
出典情報 精神保健医療福祉の今後の施策推進に関する検討会(第3回 10/3)《厚生労働省》
低解像度画像をダウンロード

資料テキストはコンピュータによる自動処理で生成されており、完全に資料と一致しない場合があります。
テキストをコピーしてご利用いただく際は資料と付け合わせてご確認ください。

論点

かかりつけ精神科医機能について

⚫ 人口構造や疾病構造の変化、精神医療の質向上等を背景に、近年、精神保健医療福祉を取り巻く状況は
変化しており、「かかりつけ精神科医機能」を有する医療機関についても変化への対応が求められる。
⚫ 「かかりつけ精神科医機能」を基軸とした精神医療提供体制のあり方について、以下の点等について課
題認識を持ちつつ、今後、更に検討を深めることとしてはどうか。
・身近な市町村で精神保健に関する相談支援を受けられる体制の整備が進められていること等を踏まえ、
行政による受診相談の受け入れ体制、早期に介入や支援が行える体制、アウトリーチの整備等、保健
と医療との連携深化のあり方
・外来患者数は増加傾向であり、疾病別では気分障害、発達障害等が増加するとともに、若年から高齢
まで幅広い年層齢の患者が受診している現状等を踏まえ、多様な精神疾患及び幅広い患者像に対応で
きる医療提供体制のあり方
・精神疾患を有する長期入院患者数は減少し、平均在院日数が低下する一方、一定数、地域から再入院
している実態があること等を踏まえ、不安定な病状や生活上の困難にも可能な限り地域で対応し、地
域生活を支える保健医療福祉の各サービスの提供及び連携のあり方
・高齢者の増加等により、地域において、精神疾患と身体疾患の両方を有する患者や医療介護福祉にま
たがる複合的なニーズを抱える患者の増加が見込まれることを踏まえ、「かかりつけ精神科医機能を
有する医療機関」と「かかりつけ医機能を有する医療機関」等との連携のあり方
※検討に当たっては、医療計画等への将来的な反映等も念頭に置きつつ、外来医療、在宅医療、入院医
療の各提供体制ごとに議論することを想定
4