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令和5年度 高額医療交付金交付事業における高額レセプト上位の概要 (4 ページ)

公開元URL https://www.kenporen.com/press/2024-10-03-16-41.shtml
出典情報 令和5年度 高額医療交付金交付事業における高額レセプト上位の概要(10/3)《健康保険組合連合会》
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2.高額レセプト上位100位について
○H26年度の高額レセプト(月額医療費)上位100位を見ると、心臓手術や人工心臓を必要とする循環器系疾患や血友病
が主な疾患となっている
○一方、直近のR5年度の高額レセプト上位100位を見ると、先天性の難病や悪性腫瘍等、概ね超高額な医薬品の使用に
起因する疾患に変化している。また、血友病で使用される医薬品も、近年保険収載された高額医薬品の使用が顕著に
見られる(※上位100位の詳細はP10~11を参照)

高額レセプト上位100位の疾患分類
H26年度
その他 悪性腫瘍
2
1

外傷性傷病
3

R5年度(直近)
上位100位平均:約1,861万円

血友病
4

その他
8

先天性疾患
(心臓手術・人工心臓)
22

血友病
22

上位100位平均:約5,586万円

先天性疾患

循環器系疾患

14

悪性腫瘍
74

(心臓手術・人工心臓)
50

<高額化の主な要因等>
○高度な手術や人工心臓により高額化している

○血友病の割合も高く、上位100位レセプトで
使用されている医薬品の価格帯は約8万円~40万円(P11参照)

<高額化の主な要因等>
○悪性腫瘍や先天性疾患は、薬価が数千万円を超える
医薬品が使用され超高額化している
○血友病の割合は減少しているが、使用されている医薬
品の価格帯は約29万円~122万円と高額化している
(P10参照)

(※血友病は患者数が減少に転じていることはなく、
悪性腫瘍等の増により上位100位から外れたに過ぎない)

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