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【資料1-1】第2期アルコール健康障害対策推進基本計画の令和5年度取組状況(概要) (2 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000202961_00037.html
出典情報 アルコール健康障害対策関係者会議(第30回 10/28)《厚生労働省》
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重点課題について(つづき)
2.アルコール健康障害の進行・重症化予防、再発予防・回復支援
<重点課題>
・ アルコール健康障害の当事者やその家族がより円滑に適切な支援に結びつくように、 アルコール健康障害に関する相談から治療、
回復支援に至る切れ目のない支援体制 を構築する。
重点目標

○ 全ての都道府県・政令指定都市におけるアルコール健康障害対策に関する関係者連携会議の設置・定期的な開催
(年複数回)
○ アルコール依存症に対する正しい知識・理解を持つ者の割合の継続的な向上
○ アルコール健康障害事例の継続的な減少

達成状況

○ 都道府県・政令指定都市における関係者連携会議の設置・開催状況 ※1 (別添1参照)
ベースライン値(R2.10月)
直近値(R5年度末)
設置状況
57自治体/67自治体



67自治体/67自治体

開催状況(年複数回)
8自治体/67自治体

○ アルコール依存症に対する認識 ※2

34自治体/67自治体

①「アルコール依存症等に対するイメージ」については
「誰でもなりうる病気である」を挙げた者の割合が54.2%、次に「酒に酔って暴言を吐き、暴力を振るう」が51.7%と高くなっている。
②「アルコール依存症について知っているもの」については
「アルコール依存症は飲酒をコントロールすることができない精神疾患である」を挙げた者の割合が76.5%、次に「一度アルコール依存症
になると非常に治りにくい」が62.2%と高くなっている。

○ アルコール健康障害の重症化予防
・ アルコール性肝疾患で受診した患者数 ※3
ベースライン値(H29年)

直近値(R2年)

37,000人

55,000人

・ アルコール性肝疾患による死亡者数 ※4
ベースライン値(R1年)
直近値(R5年)
合計 5,480人
(男性 4,782人)
(女性 698人)





合計 6,211人
(男性 5,342人)
(女性 869人)

※1 アルコール健康障害対策推進室調べ。「設置状況」について、都道府県主催会議への参画を含めてカウントしている。
※2 令和5年度世論調査「アルコール依存症に対する意識に関する世論調査」
※3 厚生労働省 患者調査。R2年から総患者数の推計方法を変更しているためH29年と比較はできない。
※4 厚生労働省 人口動態統計

取組状況

○ 都道府県等において、相談拠点や専門医療機関等の設置・選定を行い、支援体制の構築に取り組んだ。(厚生労働省)
○ 都道府県等において、依存症対策地域支援事業を活用し、「地域連携による依存症早期発見、早期対応、継続支援モデ
ル事業」を実施した。(厚生労働省)

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