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医療情報システムの安全管理に関するガイドライン 第5.2版(令和4年3月)付表 [564KB] (4 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi/0000516275_00002.html
出典情報 医療情報システムの安全管理に関するガイドライン 第5.2版(令和4年3月)(3/31)《厚生労働省》
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管理事
項番号

運用管理項目

実施項目

対象

技術的対策

運用的対策

運用管理規程文例

情報システムへのアク

B

・ID・パスワード、IC カード、生体

・管理規則に則ったハードウェア・ソフト

・ID・パスワードに用いるパスワードについて、認証方法に応じて適切に設定・運用すること。

セス制限の決定方針及

認証等により診療録データへの

び記録、点検等のアク

アクセスにおける識別と認証を

セス管理

行う
・監査ログサーバを設置し、アク
セスログの収集を行う

ウェアの設定を行う
・認証方法等に応じた適切なパスワード
設定・運用を行う

・システム管理者は、職務により定められた権限によるデータアクセス範囲を定め、必要に
応じてハードウェア・ソフトウェアの設定を行うこと。また、その内容に沿って、アクセス状況
の確認を行い、監査責任者に報告をすること。

・情報区分とアクセス権限に基づくアク
セスできる診療録等の範囲を定め、ア
クセス管理を行う
・誰が、いつ、誰の情報にアクセスした
かを記録し、定期的な記録の確認を行




(上記技術的対策が行えない場
合)

・システム操作業務日誌を備え、システ
ムを操作するものはシステム操作業
務日誌に操作者氏名、作業開始時
間、作業終了時間、作業内容、作業対
象を記載する

・システム管理者はシステム操作業務日誌を設置すること。
・利用者は、操作者氏名、作業開始時間、作業終了時間、作業内容、作業対象をシステム
操作業務日誌に記載すること。
・システム管理者は定期的にシステム操作業務日誌をチェックし、記載内容の正当性を評価
すること。

・システム管理者は定期的にシステム
操作業務日誌をチェックし、記載内容
の正当性を確認する
個人情報を含む記録媒



・保管、バックアップ作業を的確に行う

体の管理(保管・授受

・保管、バックアップの作業に当たる者は、手順に従って行い、その作業の記録を残し、シス
テム管理者の承認を得ること。

等)規程
個人情報を含む媒体の



廃棄の規程

・技術的に安全(再生不可)な方
式で破棄を行う

・情報種別ごとに破棄の手順を定める・
手順には破棄を行う条件、破棄を行う

・個人情報を記した媒体の廃棄に当たっては、安全かつ確実に行われることを、システム管
理者が作業前後に確認し、結果を記録に残すこと。

ことができる従事者の特定、具体的な
破棄の方法を含める
リスクに対する予防、



・情報に対する脅威を洗い出し、そのリ

発生時の対応方法

スク分析の結果に対し予防対策を行う
・リスク発生時の連絡網、対応、代替手

・システム管理者は、業務上において情報漏えい等のリスクが予想されるものに対し、運用
管理規程の見直しを行うこと。また、事故発生に対しては、速やかに運用責任者に報告し
利用者に周知すること。

段等を規定する
技術的と運用的対策の



・6 章全般に基づいて取られる技

・左記の項と対応する、運用事項
・例えば、「医療情報を取り扱う情報シ

・各システムは、その設計時及び運用開始時に、技術的対策と運用による対策を、基準適

分担を定めた文書の管

術的対策

理規程

例えば、「製造業者/サービス事

ステム・サービスの提供事業者におけ

・システムの保守時には、基準適合チェックリスト記載に従っていることを確認すること。

業者による医療情報セキュリテ

る安全管理ガイドライン」別紙に示す

・システム改造時は、最新の基準適合チェックリストに従って、技術的対策と運用による対策

「サービス仕様適合開示書」に基づ
-4-

合チェックリストに記載し、必要時には第三者への説明に使える状態で保存すること。

の分担を見直すこと。