よむ、つかう、まなぶ。
資料3:大阪大学医学部附属病院の臨床研究中核病院に係る取扱い等に関する意見に関する社会保障審議会医療分科会への御報告結果について (8 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_46147.html |
出典情報 | 厚生科学審議会 臨床研究部会(第38回 11/28)《厚生労働省》 |
ページ画像
ダウンロードした画像を利用する際は「出典情報」を明記してください。
低解像度画像をダウンロード
プレーンテキスト
資料テキストはコンピュータによる自動処理で生成されており、完全に資料と一致しない場合があります。
テキストをコピーしてご利用いただく際は資料と付け合わせてご確認ください。
(別紙)
れにより、早期から適切な臨床系研究者との連携構築が可能になることに加え、製剤開発、
必要な非臨床データの想定と無駄のない非臨床試験の実施、適切な臨床開発計画の立案、被
検者リクルートのためのネットワークやレジストリー構築などが可能となり、遅滞なく、寄
り道や後戻りしない研究開発を進めることにより、開発期間の短縮を図っている。
③シーズ開発資金の獲得支援:AMED 他のシーズ開発研究に利用可能なグラントの情報提
供、申請書のレビュー、ACTjapan・LINK-J・日本バイオテク協議会共催の企業マッチング
会の開催や産学連携オープンイノベーショングラントの共同運営やシーズ推薦、医薬品・医
療機器製販企業への個別シーズ紹介、本学オープンイノベーション機構への重点支援シー
ズの推薦など
④スタートアップ支援の強化:スタートアップ候補案件の検討と学内の GAP ファンドへの
推薦、OUVC への紹介、ベンチャーキャピタルとの連携、特許・市場調査などの実施、起
業済みシーズに対するアントレプレナー教育の提供。また、今年度よりスタートアップ CEO
人材育成プログラムの構築に着手している。令和 6 年度以降も橋渡し研究プログラムの医
療系スタートアップ支援事業に応募するなど、積極的にスタートアップの支援を進め、医師
主導治験等の実施に繋げる。
5)国際共同臨床試験の推進
本院国際医療センター国際共同臨床研究支援推進グループでは、国際共同臨床研究
(MRCT)を活性化するために、臨床研究中核病院における国際共同臨床研究連絡会議 JCCRC の事務局を国立がん研究センター中央病院とともに務めている。国内の MRCT に関
する情報交換や、グローバルヘルス臨床研究基盤(CRIGH)、ヨーロッパ臨床研究基盤ネッ
トワーク(ECRIN)、韓国臨床治験国家事業(KoNECT)、タイマヒドン大学をはじめとす
るアジア各国との連携、海外向け J-CCRC ウエブサイトの構築などを通じて、アカデミア
臨床研究の推進に取り組んでいる。上記ウエブサイト(https://j-ccrc.net/en/)では日本に
おける臨床研究の規制、グラントなどの情報を英語で発信するとともに、海外からの問い合
わせ受け入れ体制を提供しており、今後、本院はもとより全中核病院の MRCT の活性化に
つながると期待している。
6)病院長を中心とする臨床研究総括委員会における医師主導治験・臨床研究の管理体制の
さらなる強化
本院が 2015 年に臨床研究中核病院の承認を受けた時から、年 6 回開催される病院長を中
心とする臨床研究総括委員会において、未来医療開発部の支援状況、医師主導治験・臨床研
究数、論文数については検討されており、前述した病院長グラントを含め対策を講じてきた。
2023 年度からは、立案中および実施中あるいは論文準備中の治験・臨床研究の進捗につい
ては、臨床研究総括委員会において報告を行い、確実に把握・共有する体制としている。要
件未達となりかねない状況が把握された場合には、進捗を前倒しできる研究がないか検索・
検討を行い、それらに対する支援策を検討するなど、引き続き、臨床研究中核病院の要件を
満たすべく計画的に管理を行う。
5
れにより、早期から適切な臨床系研究者との連携構築が可能になることに加え、製剤開発、
必要な非臨床データの想定と無駄のない非臨床試験の実施、適切な臨床開発計画の立案、被
検者リクルートのためのネットワークやレジストリー構築などが可能となり、遅滞なく、寄
り道や後戻りしない研究開発を進めることにより、開発期間の短縮を図っている。
③シーズ開発資金の獲得支援:AMED 他のシーズ開発研究に利用可能なグラントの情報提
供、申請書のレビュー、ACTjapan・LINK-J・日本バイオテク協議会共催の企業マッチング
会の開催や産学連携オープンイノベーショングラントの共同運営やシーズ推薦、医薬品・医
療機器製販企業への個別シーズ紹介、本学オープンイノベーション機構への重点支援シー
ズの推薦など
④スタートアップ支援の強化:スタートアップ候補案件の検討と学内の GAP ファンドへの
推薦、OUVC への紹介、ベンチャーキャピタルとの連携、特許・市場調査などの実施、起
業済みシーズに対するアントレプレナー教育の提供。また、今年度よりスタートアップ CEO
人材育成プログラムの構築に着手している。令和 6 年度以降も橋渡し研究プログラムの医
療系スタートアップ支援事業に応募するなど、積極的にスタートアップの支援を進め、医師
主導治験等の実施に繋げる。
5)国際共同臨床試験の推進
本院国際医療センター国際共同臨床研究支援推進グループでは、国際共同臨床研究
(MRCT)を活性化するために、臨床研究中核病院における国際共同臨床研究連絡会議 JCCRC の事務局を国立がん研究センター中央病院とともに務めている。国内の MRCT に関
する情報交換や、グローバルヘルス臨床研究基盤(CRIGH)、ヨーロッパ臨床研究基盤ネッ
トワーク(ECRIN)、韓国臨床治験国家事業(KoNECT)、タイマヒドン大学をはじめとす
るアジア各国との連携、海外向け J-CCRC ウエブサイトの構築などを通じて、アカデミア
臨床研究の推進に取り組んでいる。上記ウエブサイト(https://j-ccrc.net/en/)では日本に
おける臨床研究の規制、グラントなどの情報を英語で発信するとともに、海外からの問い合
わせ受け入れ体制を提供しており、今後、本院はもとより全中核病院の MRCT の活性化に
つながると期待している。
6)病院長を中心とする臨床研究総括委員会における医師主導治験・臨床研究の管理体制の
さらなる強化
本院が 2015 年に臨床研究中核病院の承認を受けた時から、年 6 回開催される病院長を中
心とする臨床研究総括委員会において、未来医療開発部の支援状況、医師主導治験・臨床研
究数、論文数については検討されており、前述した病院長グラントを含め対策を講じてきた。
2023 年度からは、立案中および実施中あるいは論文準備中の治験・臨床研究の進捗につい
ては、臨床研究総括委員会において報告を行い、確実に把握・共有する体制としている。要
件未達となりかねない状況が把握された場合には、進捗を前倒しできる研究がないか検索・
検討を行い、それらに対する支援策を検討するなど、引き続き、臨床研究中核病院の要件を
満たすべく計画的に管理を行う。
5