よむ、つかう、まなぶ。
参考資料2 高齢者の医薬品適正使用の指針(総論編) (35 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_46575.html |
出典情報 | 高齢者医薬品適正使用検討会(第19回 12/11)《厚生労働省》 |
ページ画像
ダウンロードした画像を利用する際は「出典情報」を明記してください。
低解像度画像をダウンロード
プレーンテキスト
資料テキストはコンピュータによる自動処理で生成されており、完全に資料と一致しない場合があります。
テキストをコピーしてご利用いただく際は資料と付け合わせてご確認ください。
高齢者の医薬品適正使用の指針(総論編)
別表2
分類
抗パーキン
ソン病薬
その他の特に慎重な投与を要する薬物のリスト
薬物
(クラス又は一般名)
推奨される使用法
主な薬物
有害事象・理由
パーキンソン病治療薬
可能な限り使用を控える。
認知機能低下、せん
(抗コリン薬)
代替薬:L-ドパ
妄、過鎮静、口腔乾燥、
(トリヘキシフェニジル
便秘、排尿症状悪化、
[アーテン]
、ビペリデン
尿閉
[アキネトン]
)
ステロイド
経口ステロイド薬
慢性安定期のCOPD患者には使
呼吸筋の筋力低下お
(プレドニゾロン、メチル
用すべきでない。
よび呼吸不全の助長、
プ レ ド ニ ゾ ロ ン[ メ ド ロ 増悪時、Ⅲ期以上の症例や入院
ール]
、ベタメタゾン[リン
管理が必要な患者では、プレド
デロン]など)
ニ ゾ ロ ン40mg/日 を5日 間 投 与
消化性潰瘍の発生
が勧められる。
ジ ゴ キ シ ン[ ジ ゴ シ ン、 0.125mg/日以下に減量する。
ハーフジゴキシン]
ジギタリス中毒
高 齢 者 で は0.125mg/日 以 下 で
もジギタリス中毒のリスクがあ
ジギタリス
るため、血中濃度や心電図によ
るモニターが難しい場合には中
止を考慮する。
ループ利尿薬
必要最小限の使用にとどめ、循
腎機能低下、起立性
(フロセミド[ラシックス] 環血漿量の減少が疑われる場合、 低血圧、転倒、電解
など)
中止または減量を考慮する。
質異常
適宜電解質・腎機能のモニタリ
ングを行う。
利尿薬
β遮断薬
高K血症
アルドステロン拮抗薬
適宜電解質・腎機能のモニタリ
(スピロノラクトン[アル
ングを行う
ダクトンA]
、エプレレノン
特にK高値、腎機能低下の症例で
[セララ]
)
は少量の使用にとどめる。
非選択的β遮断薬
気管支喘息やCOPDではβ1選択
呼吸器疾患の悪化や
(プロプラノロール[イン
的β遮断薬に限るが、その場合
喘息発作誘発
デラル]
、カルテオロール
でも適応自体を慎重に検討する。
[ミケラン]
)
カ ル ベ ジ ロ ー ル[ ア ー チ ス ト ]
は、心不全合併COPD例で使用
可(COPDの 増 悪 の 報 告 が 少 な
く 心 不 全 へ の 有 用 性 が 上 回 る。
気管支喘息では禁忌)。
31
別表2
分類
抗パーキン
ソン病薬
その他の特に慎重な投与を要する薬物のリスト
薬物
(クラス又は一般名)
推奨される使用法
主な薬物
有害事象・理由
パーキンソン病治療薬
可能な限り使用を控える。
認知機能低下、せん
(抗コリン薬)
代替薬:L-ドパ
妄、過鎮静、口腔乾燥、
(トリヘキシフェニジル
便秘、排尿症状悪化、
[アーテン]
、ビペリデン
尿閉
[アキネトン]
)
ステロイド
経口ステロイド薬
慢性安定期のCOPD患者には使
呼吸筋の筋力低下お
(プレドニゾロン、メチル
用すべきでない。
よび呼吸不全の助長、
プ レ ド ニ ゾ ロ ン[ メ ド ロ 増悪時、Ⅲ期以上の症例や入院
ール]
、ベタメタゾン[リン
管理が必要な患者では、プレド
デロン]など)
ニ ゾ ロ ン40mg/日 を5日 間 投 与
消化性潰瘍の発生
が勧められる。
ジ ゴ キ シ ン[ ジ ゴ シ ン、 0.125mg/日以下に減量する。
ハーフジゴキシン]
ジギタリス中毒
高 齢 者 で は0.125mg/日 以 下 で
もジギタリス中毒のリスクがあ
ジギタリス
るため、血中濃度や心電図によ
るモニターが難しい場合には中
止を考慮する。
ループ利尿薬
必要最小限の使用にとどめ、循
腎機能低下、起立性
(フロセミド[ラシックス] 環血漿量の減少が疑われる場合、 低血圧、転倒、電解
など)
中止または減量を考慮する。
質異常
適宜電解質・腎機能のモニタリ
ングを行う。
利尿薬
β遮断薬
高K血症
アルドステロン拮抗薬
適宜電解質・腎機能のモニタリ
(スピロノラクトン[アル
ングを行う
ダクトンA]
、エプレレノン
特にK高値、腎機能低下の症例で
[セララ]
)
は少量の使用にとどめる。
非選択的β遮断薬
気管支喘息やCOPDではβ1選択
呼吸器疾患の悪化や
(プロプラノロール[イン
的β遮断薬に限るが、その場合
喘息発作誘発
デラル]
、カルテオロール
でも適応自体を慎重に検討する。
[ミケラン]
)
カ ル ベ ジ ロ ー ル[ ア ー チ ス ト ]
は、心不全合併COPD例で使用
可(COPDの 増 悪 の 報 告 が 少 な
く 心 不 全 へ の 有 用 性 が 上 回 る。
気管支喘息では禁忌)。
31