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参考資料2_第1~9回の検討会における主なご意見 (22 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_47155.html |
出典情報 | 薬局・薬剤師の機能強化等に関する検討会(第11回 12/16)《厚生労働省》 |
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3. 薬局には公共性が必要であり、地域に必要な機能を行政等と協力しながら提供していく
ものと考えており、その理念や考え方がわかるような図になるとよい。薬局はほぼ 100%
が民間事業者であり、公共性を持たせることは難しいこともあると思うが、地域の中の
全員で地域医療を守っていくという考え方を示すことができるとよいと思う。
4. 地域のニーズが見えにくい機能があったり、機能によっては地域の全部の薬局に求める
と対応できないことが多くあったりするため、そのような機能を有する薬局が地域に一
つはあるとよい。その一方で、かかりつけの薬局は重要であり、そのような薬局が役割
を発揮しにくくなるのは問題である。
5. 健康相談・関係機関との連携については「健康・介護相談対応」と全て括られており、
老人側に寄っているようにみえる。薬局は高齢者を対象とした場としての見方が強いが、
地区行政や委託を受けている社会福祉協議会などでは、子ども家庭支援センターとの協
力とか連携・取組なども行っており、東京都では薬剤師会が薬物乱用防止教育研修会と
かアルコール健康教育研修会といったものも開催しているなど、若年層への啓蒙なども
行われている。薬剤師としての見識を深めて地域貢献をしており、そういった意識づけ
を強くするためにも、こども家庭支援とか薬教育といったようなことを入れてはどうか。
6. 医師と同様に薬剤師についても、病院や薬局など、いろいろな現場において、実際に業
務に携わる形で研修、教育していただき、どのような現場に出てもある程度力が発揮で
きるよう育てていってほしいと考える。
7. 薬剤師は非常に公共性のある資格であり、薬局の事業所としては民間であっても、薬剤
師一人一人は誰かのために公共性を持って仕事をされているので、そういった理念の実
現につながるような要素を図に含めていただきたい。
8. 地域医療は大学病院・基幹病院、診療所など多重の構造で構成されており、薬局につい
ても、1つの薬局で全ての機能を持つことは難しいため、同様の考えでよいと思う。地
域単位で必ず必要な機能を持つ重要な薬局があるように体制構築する必要がある。
9. 地域・拠点で確保すべき機能を持つ薬局がない地域でどうするか考える必要がある。体
制構築については地域任せにするだけでなく、行政の関与や支援も必要になってくるの
ではないかと思う。あと少しの機能が足りないような薬局も多いと思うので、どう底上
げしていくのかといった検討も必要ではないか。
10.薬局の機能や体制の状況は地域差が大きいと考えられるため、都道府県単位で分けるな
どしても、その地域の実態がどうなっているのか俯瞰して調整するような機関が必要で
はないか。
11.第8次医療計画として各都道府県でそれぞれの医療計画をつくっており、その中で医薬
品提供の体制をどうやって構築していくのかという観点も、今後、市町村レベルに落と
し込んで対応していくのかと思う。そこに地域の薬剤師会も入って、何が足りないのか
をきっちり洗い出すという作業が必要であると考える。
12.薬局の機能について、全て持っているのが理想だが、過疎地域においては、そのような
薬局が1つあるのがいいのか、それとも8割ぐらいの機能を持っている薬局が3つあれ
ばいいのか考えると、リスクマネジメントの面から後者の方がよいと考える。一方で、
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ものと考えており、その理念や考え方がわかるような図になるとよい。薬局はほぼ 100%
が民間事業者であり、公共性を持たせることは難しいこともあると思うが、地域の中の
全員で地域医療を守っていくという考え方を示すことができるとよいと思う。
4. 地域のニーズが見えにくい機能があったり、機能によっては地域の全部の薬局に求める
と対応できないことが多くあったりするため、そのような機能を有する薬局が地域に一
つはあるとよい。その一方で、かかりつけの薬局は重要であり、そのような薬局が役割
を発揮しにくくなるのは問題である。
5. 健康相談・関係機関との連携については「健康・介護相談対応」と全て括られており、
老人側に寄っているようにみえる。薬局は高齢者を対象とした場としての見方が強いが、
地区行政や委託を受けている社会福祉協議会などでは、子ども家庭支援センターとの協
力とか連携・取組なども行っており、東京都では薬剤師会が薬物乱用防止教育研修会と
かアルコール健康教育研修会といったものも開催しているなど、若年層への啓蒙なども
行われている。薬剤師としての見識を深めて地域貢献をしており、そういった意識づけ
を強くするためにも、こども家庭支援とか薬教育といったようなことを入れてはどうか。
6. 医師と同様に薬剤師についても、病院や薬局など、いろいろな現場において、実際に業
務に携わる形で研修、教育していただき、どのような現場に出てもある程度力が発揮で
きるよう育てていってほしいと考える。
7. 薬剤師は非常に公共性のある資格であり、薬局の事業所としては民間であっても、薬剤
師一人一人は誰かのために公共性を持って仕事をされているので、そういった理念の実
現につながるような要素を図に含めていただきたい。
8. 地域医療は大学病院・基幹病院、診療所など多重の構造で構成されており、薬局につい
ても、1つの薬局で全ての機能を持つことは難しいため、同様の考えでよいと思う。地
域単位で必ず必要な機能を持つ重要な薬局があるように体制構築する必要がある。
9. 地域・拠点で確保すべき機能を持つ薬局がない地域でどうするか考える必要がある。体
制構築については地域任せにするだけでなく、行政の関与や支援も必要になってくるの
ではないかと思う。あと少しの機能が足りないような薬局も多いと思うので、どう底上
げしていくのかといった検討も必要ではないか。
10.薬局の機能や体制の状況は地域差が大きいと考えられるため、都道府県単位で分けるな
どしても、その地域の実態がどうなっているのか俯瞰して調整するような機関が必要で
はないか。
11.第8次医療計画として各都道府県でそれぞれの医療計画をつくっており、その中で医薬
品提供の体制をどうやって構築していくのかという観点も、今後、市町村レベルに落と
し込んで対応していくのかと思う。そこに地域の薬剤師会も入って、何が足りないのか
をきっちり洗い出すという作業が必要であると考える。
12.薬局の機能について、全て持っているのが理想だが、過疎地域においては、そのような
薬局が1つあるのがいいのか、それとも8割ぐらいの機能を持っている薬局が3つあれ
ばいいのか考えると、リスクマネジメントの面から後者の方がよいと考える。一方で、
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