よむ、つかう、まなぶ。
参考資料2_第1~9回の検討会における主なご意見 (38 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_47155.html |
出典情報 | 薬局・薬剤師の機能強化等に関する検討会(第11回 12/16)《厚生労働省》 |
ページ画像
ダウンロードした画像を利用する際は「出典情報」を明記してください。
低解像度画像をダウンロード
プレーンテキスト
資料テキストはコンピュータによる自動処理で生成されており、完全に資料と一致しない場合があります。
テキストをコピーしてご利用いただく際は資料と付け合わせてご確認ください。
いうことになっており、今後、地域ごとに状況を見てパッケージでやるのか、それとも
健康サポート薬局だとか地域連携薬局が責任を持って地域をまたいでやるのか考える必
要がある。私の薬局であれば、隣の群馬県の草津や管轄外の坂城町なども訪問薬剤管理
は行っている。草津に関しては片道1時間半以上かかるものの、そういったところでも
ニーズがあるのであれば対応しているが、当然ながら対応に当たっては規模が必要にな
ってくるため、薬剤師の配置だとか、薬局の規模、面積なども必要となる。人口が集中
していて機能があるのであれば議論にはならないかもしれないが、地域によってはこう
したことも視野に入れながら、このデータで示されている薬局がない、訪問看護ステー
ションがない、もしかしたら医療機関も隣に行かなければいけないという地域が今後増
えていくということを考えると、このようなことも視野に入れながら対応することが必
要ではないか。
26.医薬品の備蓄に関しても、薬局や医療機関が責任を持って対応することが必要であり、
そういった意味では今、医薬品の供給が不安定というところで、これ以上それを分散化
させること、ましてや輸液みたいなものは今ほとんどこない中で、また違うところにも
分散化することは問題である。地方に薬剤師が行けばいいのかもしれないが、これも現
実的に難しい。人口減もありますし、働き手不足も出てくるのであれば、ある程度規模
を持たせたところに集約化させて、そこに機能を担わせるかというところは議論があっ
てもいいと思う。せっかく薬学部が6年制になったという観点でも、これから訪問看護
ステーションなどいろいろなところが減ってくるかもしれないのであれば、薬剤師にも
う少し機能を幅広く持たせて、医師の指示の下で輸液交換などをするというところも議
論に入れて検討してもよいのではないか。
27.これまでの調査の中でも 24 時間対応ができていない場合も一定程度あるということは
統計的に出てきていると思う。また、人口減少については別に移民政策を取るわけでな
ければ、当然ながら今後 20、30 年は減っていってということはほぼ決まっていると思
う。地域で人口減になっていくということで、医療の中でも専門家のリソースが取り合
いになる側面というのは今後出てくると考えられる。そういう意味では、ある程度いろ
いろな方にサービスを提供できるように薬剤師も力を発揮していただかないと社会とし
てもたないところはあると思うので、そういう中でどういうお互いの補い方があるのか。
その基礎資料が一次医療圏の話であり、規制改革実施計画においても、まずは基礎資料
となるところを分かるようにするということを言っているだけではあると思う。その上
で補い方というのは別に一次医療圏内で全部担わなければいけないということではない
と考えている。ただ、一方で一次医療圏の中でも地域差、人口が集中しているところと
そうでないところがあり、最終的には二次医療圏でカバーできるということもあると思
うし、割り切れないところはあろうかとは思うが、そこに課題があるということは数字
として見えるところも一定程度必要であり、従前、まずいろいろなデータを総合してど
ういった状況にあるのかというのを見つつ、関係職種の相互の協力というのがどういう
形でできるのかというのを冷静に見ていくことが重要。
28.本日、データを提供していただいて、薬局のあるなしとか、訪問看護ステーションのあ
38
健康サポート薬局だとか地域連携薬局が責任を持って地域をまたいでやるのか考える必
要がある。私の薬局であれば、隣の群馬県の草津や管轄外の坂城町なども訪問薬剤管理
は行っている。草津に関しては片道1時間半以上かかるものの、そういったところでも
ニーズがあるのであれば対応しているが、当然ながら対応に当たっては規模が必要にな
ってくるため、薬剤師の配置だとか、薬局の規模、面積なども必要となる。人口が集中
していて機能があるのであれば議論にはならないかもしれないが、地域によってはこう
したことも視野に入れながら、このデータで示されている薬局がない、訪問看護ステー
ションがない、もしかしたら医療機関も隣に行かなければいけないという地域が今後増
えていくということを考えると、このようなことも視野に入れながら対応することが必
要ではないか。
26.医薬品の備蓄に関しても、薬局や医療機関が責任を持って対応することが必要であり、
そういった意味では今、医薬品の供給が不安定というところで、これ以上それを分散化
させること、ましてや輸液みたいなものは今ほとんどこない中で、また違うところにも
分散化することは問題である。地方に薬剤師が行けばいいのかもしれないが、これも現
実的に難しい。人口減もありますし、働き手不足も出てくるのであれば、ある程度規模
を持たせたところに集約化させて、そこに機能を担わせるかというところは議論があっ
てもいいと思う。せっかく薬学部が6年制になったという観点でも、これから訪問看護
ステーションなどいろいろなところが減ってくるかもしれないのであれば、薬剤師にも
う少し機能を幅広く持たせて、医師の指示の下で輸液交換などをするというところも議
論に入れて検討してもよいのではないか。
27.これまでの調査の中でも 24 時間対応ができていない場合も一定程度あるということは
統計的に出てきていると思う。また、人口減少については別に移民政策を取るわけでな
ければ、当然ながら今後 20、30 年は減っていってということはほぼ決まっていると思
う。地域で人口減になっていくということで、医療の中でも専門家のリソースが取り合
いになる側面というのは今後出てくると考えられる。そういう意味では、ある程度いろ
いろな方にサービスを提供できるように薬剤師も力を発揮していただかないと社会とし
てもたないところはあると思うので、そういう中でどういうお互いの補い方があるのか。
その基礎資料が一次医療圏の話であり、規制改革実施計画においても、まずは基礎資料
となるところを分かるようにするということを言っているだけではあると思う。その上
で補い方というのは別に一次医療圏内で全部担わなければいけないということではない
と考えている。ただ、一方で一次医療圏の中でも地域差、人口が集中しているところと
そうでないところがあり、最終的には二次医療圏でカバーできるということもあると思
うし、割り切れないところはあろうかとは思うが、そこに課題があるということは数字
として見えるところも一定程度必要であり、従前、まずいろいろなデータを総合してど
ういった状況にあるのかというのを見つつ、関係職種の相互の協力というのがどういう
形でできるのかというのを冷静に見ていくことが重要。
28.本日、データを提供していただいて、薬局のあるなしとか、訪問看護ステーションのあ
38