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03資料1予防接種DBの検討状況と今後の方針について[2.1MB] (6 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_47466.html
出典情報 厚生科学審議会 予防接種・ワクチン分科会 予防接種基本方針部会(第65回 12/18)《厚生労働省》
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論点1:格納するデータ項目について
〇 予防接種DBには、予防接種事務のデジタル化によって取得できる情報のうち、予防接種の有効性・安全性の向上に資する分析
への活用が想定される以下の項目を格納してはどうか。
〇 今後、各項目毎に、個人情報に該当しない(匿名化情報)範囲を整理した上で、省令案としてお諮りしたい。
No.

項目名

1

識別子情報

予防接種対象者番号(二次ハッ
シュ)、ID5(二次ハッシュ)

ID付与のために必要

2

対象者属性情報

住民状態、消除の異動年月日、生
年月、異動事由、性別

分析の対象者の定義や、分析の際に考慮する背景因子として必要

3

予防接種管理情報

予防接種管理番号

接種記録情報と勧奨記録情報の紐付けのために必要

4

予防接種記録情報

予防接種管理番号、接種日、ロッ
ト番号

接種の有無の特定や、接種ワクチン及びロット毎の分析のために必要

5

予診票回答情報

予診票の回答(各項目への回答
等)

接種者の健康状態やアレルギー歴を考慮した分析を行うために必要

6

勧奨記録情報

勧奨日

接種勧奨が実施された者において、接種群・非接種群に分けた分析を実施する際に必要

7

間違い接種種別

間違い接種情報

分析において、接種方法が妥当であったかを考慮するために必要



母子保健情報

具体的な情報の例

妊婦健診及び乳幼児健診の結果、
実施日

格納する理由

有効性・安全性分析のアウトカムとして妊娠中~出生後の事象の把握に必要
・有効性分析 (例): 妊婦検診における風しん・B型肝炎に係る免疫状況や、乳幼児健診
における先天性風しん症候群の症状に係る項目を使用。
・安全性分析 (例): 出産に関連する事象(早産等)、乳幼児健診における健康状態を使用。
※母子免疫ワクチン等の妊婦に接種するワクチンに関する分析も想定
※将来的に母子保健DBの構築後は格納を停止し、当該DBと連結して利用する方向で検討



自治体検診情報

自治体の子宮頸がん検診の結果、
実施日

10

死亡情報

死亡情報(死亡事実、死亡年月日
のみ)※住基情報から連携

有効性・安全性分析のアウトカムとして全死亡の動向を評価するために必要

11

死亡情報

死亡情報(死因等)※人口動態シ
ステムから連携

有効性・安全性分析のアウトカムとして死因毎の死亡の動向を評価するために必要

接種日、副反応疑い報告

副反応疑い報告に係る安全性分析を行うために必要

12

副反応疑い報告情


子宮頸がんワクチンの有効性分析のアウトカムとして必要
※将来的に自治体検診DBの構築後は格納を停止し、当該DBと連結して利用する方向で検討

6