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参考資料2 新たな地域医療構想に関するとりまとめ (15 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_47036.html |
出典情報 | 社会保障審議会 介護保険部会(第116回 12/23)《厚生労働省》 |
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○
人口 100 万人超の二次医療圏においては、生産年齢人口の減少が緩やかな
ところが多く、二次救急医療施設が一定以上の救急車の受入れを行っている
圏域が多い。
○
こうした状況を踏まえ、緊急対応を含む救急・急性期医療については、地
域の医療需要や医療資源等を踏まえながら、持続可能な医療従事者の働き方
や医療の質及び患者の医療機関へのアクセスを確保する観点から、搬送体制
の強化等に取り組みつつ、地域ごとに必要な連携・再編・集約を進め、二次救
急医療施設も含めた医療機関において一定の症例数を集約して対応する地域
の拠点として対応できる医療機関を確保することが求められる。
(5)その他
① リハビリテーション
○ 急性期の患者の多くは自宅に退院し、回復期等の療養のため、他の病院や
診療所に転院する患者は6-8%程度である。こうした中、高齢者ついては、
急性期の治療後の速やかな在宅復帰が重要であり、入院早期からの離床やリ
ハビリテーション、早期の退院により、身体活動を増加させることが重要であ
る。
○
回復期を担う主な病床としては、複数のリハビリ専門職が専従し、集中的
にリハビリテーションを行う回復期リハビリテーション病棟(以下、回リハ
病棟)、急性期を経過した患者の受入とともに、在宅で療養している患者等
の対応を行う地域包括ケア病棟(以下、地ケア病棟)がある。
○
回リハ病棟と地ケア病棟については、入院患者の半数以上が 80 歳以上と
なっており、介護が必要な認知症高齢者が一定数入院している。回リハ病棟
については、大腿骨近位部の骨折、脳卒中、胸腰椎の骨折、膝関節症等の疾
患が多く、地ケア病棟については、高齢者救急に関連する肺炎等や白内障等
の予定手術のほか、大腿骨近位部の骨折、腰椎の骨折等の回リハ病棟で見ら
れる疾患の患者も入院している実態がある。
○
回リハ病棟と地ケア病棟の二次医療圏別の平均在院日数については、回リ
ハ病棟の平均在院日数の中央値は 56 日、最大の二次医療圏で 98 日、地ケア
病棟の平均在院日数の中央値は 20 日、最大の二次医療圏で 32 日である。
12
人口 100 万人超の二次医療圏においては、生産年齢人口の減少が緩やかな
ところが多く、二次救急医療施設が一定以上の救急車の受入れを行っている
圏域が多い。
○
こうした状況を踏まえ、緊急対応を含む救急・急性期医療については、地
域の医療需要や医療資源等を踏まえながら、持続可能な医療従事者の働き方
や医療の質及び患者の医療機関へのアクセスを確保する観点から、搬送体制
の強化等に取り組みつつ、地域ごとに必要な連携・再編・集約を進め、二次救
急医療施設も含めた医療機関において一定の症例数を集約して対応する地域
の拠点として対応できる医療機関を確保することが求められる。
(5)その他
① リハビリテーション
○ 急性期の患者の多くは自宅に退院し、回復期等の療養のため、他の病院や
診療所に転院する患者は6-8%程度である。こうした中、高齢者ついては、
急性期の治療後の速やかな在宅復帰が重要であり、入院早期からの離床やリ
ハビリテーション、早期の退院により、身体活動を増加させることが重要であ
る。
○
回復期を担う主な病床としては、複数のリハビリ専門職が専従し、集中的
にリハビリテーションを行う回復期リハビリテーション病棟(以下、回リハ
病棟)、急性期を経過した患者の受入とともに、在宅で療養している患者等
の対応を行う地域包括ケア病棟(以下、地ケア病棟)がある。
○
回リハ病棟と地ケア病棟については、入院患者の半数以上が 80 歳以上と
なっており、介護が必要な認知症高齢者が一定数入院している。回リハ病棟
については、大腿骨近位部の骨折、脳卒中、胸腰椎の骨折、膝関節症等の疾
患が多く、地ケア病棟については、高齢者救急に関連する肺炎等や白内障等
の予定手術のほか、大腿骨近位部の骨折、腰椎の骨折等の回リハ病棟で見ら
れる疾患の患者も入院している実態がある。
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回リハ病棟と地ケア病棟の二次医療圏別の平均在院日数については、回リ
ハ病棟の平均在院日数の中央値は 56 日、最大の二次医療圏で 98 日、地ケア
病棟の平均在院日数の中央値は 20 日、最大の二次医療圏で 32 日である。
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