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参考資料2 新たな地域医療構想に関するとりまとめ (19 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_47036.html
出典情報 社会保障審議会 介護保険部会(第116回 12/23)《厚生労働省》
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具体的には、現行の地域医療構想は、医療計画の記載事項の一つとして、
病床の機能分化・連携に向けた取組を進めてきたが、新たな地域医療構想に
おいては、医療提供体制全体を対象として、地域の医療提供体制全体の将来
のビジョン・方向性、医療機関機能に着目した医療機関の機能分化・連携、
病床の機能分化・連携等に関する事項を定めるものとすることが適当である。



これに伴い、新たな地域医療構想については、医療計画の上位概念として
位置付け、医療計画については、その実行計画(6年間、一部3年間)とし
て、新たな地域医療構想に即して、5疾病・6事業、在宅医療、外来医療、
医師確保、医師以外の医療従事者確保等の具体的な取組を定めることとし、
救急医療施設の役割分担・連携、医師や看護師等の医療従事者確保も含め、
医療提供体制の確保に向けた取組について中長期的な需要等を踏まえて計画
的に進めることが適当である。その際、新たな地域医療構想は、これまでと
同様、介護保険事業支援計画等の各種計画との整合性を図ることが適当であ
る。
なお、高齢化が進み、生産年齢人口が減少する中、今後の医療従事者の育
成・確保についての検討が重要であるとの意見があった。



地域医療構想の具体的な記載事項としては、以下の事項を盛り込んだ上で、
新たな地域医療構想の実現に向けて、データに基づき、PDCAサイクルに
沿って医療機関機能及び病床機能の確保に向けた取組を推進することが適当
である
・ 地域の医療提供体制全体(入院医療、外来医療・在宅医療、介護との連携、
人材確保等)の将来のビジョン・方向性
・ 構想区域における将来の医療機関機能の確保のあり方
・ 構想区域における将来の病床数の必要量
・ 地域医療構想の達成に向けた医療機関の機能分化・連携の推進に関する取

・ 地域医療構想の達成に向けた病床の機能分化・連携の推進に関する取組
・ 医療機関機能の情報提供の推進
・ 病床機能の情報提供の推進
なお、これらの具体的な記載内容等については、ガイドラインにおいて検
討することが適当である。

(3)医療機関機能・病床機能
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