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議題1 患-1患者申出療養の総括報告書に関する評価について (5 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_49601.html |
出典情報 | 患者申出療養評価会議(第57回 1/23)《厚生労働省》 |
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インフィグラチニブは、いったん米国において US FDA の迅速承認
プログラムで承認されたものの、最終的には、製販業者より米国
での承認申請の取り下げがあり、その結果、本邦での患者申出
療養も継続ができなくなった。少なくとも、取り下げの理由は安全
性の懸念ではない。本研究の対象となった患者では、いつくかの
有害事象がみられたが、いずれも想定されるリスクと考えられ、か
つ管理可能なものであった。有効性については、1例のみで判断
することは困難であるが、少なくとも対象となった患者では、SD が
維持できたことは特記すべき結果であろう。
薬事未承認の医薬 薬事承認申請の効率化に資するかどうかであるが、少なくとも本
品等を伴う医療技
研究の申請がなされた際の議論においては、承認を得られるか否
術の場合、薬事承
かの最終的な判断は、治験のデータでなされるべきという意見が
認申請の効率化に
あった。一方で、今回対象となった患者のように、極めて稀な疾患
資するかどうか等
を有している場合には、そもそも比較試験を実施できる可能性は
についての助言欄
極めて低い。その点を考慮すれば、特定の技術を極めて稀な疾患
をもつ患者に応用できるか否かを判断するために、厳密に管理さ
れた患者申出療養で得られた結果を活用する方法論についても
継続的な議論が必要と思われる。
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プログラムで承認されたものの、最終的には、製販業者より米国
での承認申請の取り下げがあり、その結果、本邦での患者申出
療養も継続ができなくなった。少なくとも、取り下げの理由は安全
性の懸念ではない。本研究の対象となった患者では、いつくかの
有害事象がみられたが、いずれも想定されるリスクと考えられ、か
つ管理可能なものであった。有効性については、1例のみで判断
することは困難であるが、少なくとも対象となった患者では、SD が
維持できたことは特記すべき結果であろう。
薬事未承認の医薬 薬事承認申請の効率化に資するかどうかであるが、少なくとも本
品等を伴う医療技
研究の申請がなされた際の議論においては、承認を得られるか否
術の場合、薬事承
かの最終的な判断は、治験のデータでなされるべきという意見が
認申請の効率化に
あった。一方で、今回対象となった患者のように、極めて稀な疾患
資するかどうか等
を有している場合には、そもそも比較試験を実施できる可能性は
についての助言欄
極めて低い。その点を考慮すれば、特定の技術を極めて稀な疾患
をもつ患者に応用できるか否かを判断するために、厳密に管理さ
れた患者申出療養で得られた結果を活用する方法論についても
継続的な議論が必要と思われる。
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