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資料3 令和5年度「高齢者虐待の防止、高齢者の養護者に対する支援等に関する法律」に基づく対応状況調査等に関する調査結果について(報告) (11 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_50085.html
出典情報 社会保障審議会 介護保険部会(第117回 2/20)《厚生労働省》
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従事者

養介護施設従事者等による虐待の種別と深刻度の推移(過去3年間)

人数

○ 養介護施設従事者等による高齢者虐待における虐待種別の割合(人数ベース)は、令和5年度の経済的虐
待が18.2%と、増加が顕著であるが、これは1施設当たりの被虐待者数が多い事案が複数発生したため。
○ 虐待の程度に占める深刻度の割合(人数ベース)については、中度が増加する一方で、重度と最重度をあ
わせた割合が減少しており、深刻化する前の早期発見につながっていると考えられる。

虐待の種別の割合

70.0
60.0
50.0
40.0
30.0
20.0
10.0
0.0

51.5

57.6

R3(n=1,366)

51.3
38.1
24.3 22.5 25.6

33.0

R4(n=1,406)

24.3

23.9 23.2 22.3

18.2
3.5 3.5 2.7

(うち身体的拘束等)

身体的虐待

介護等放棄

R5(n=2,335)

心理的虐待

性的虐待

4.0 3.9
経済的虐待

※被虐待者が特定できなかった74件を除く1,049件における被虐待者の総数2,335人に対する集計(複数回答)。

※深刻度の定義

図4
R05 (n=1,398)

虐待の程度(深刻度)の割合

32.8

R04 (n=786)

R03 (n=770)

42.2

52.3

0%

31.9

20%

1(軽度)

2(中度)

40%

3(重度)

60%

2.7

1(軽度)

医療や福祉など専門機関による治療やケアなどの介
入の検討が必要な状態。

7.5

1.5

2(中度)

権利侵害行為が繰り返されている、高齢者の心身へ
の被害・影響や生活に支障が生じている。

2.2

3(重度)

権利侵害行為によって高齢者の身体面、精神面など
に重大な健康被害が生じている、生活の 継続に重
大な支障が生じている。保護の検討が必要な状態。

4(最重度)

権利侵害行為によって高齢者の生命の危険や心身へ
の重篤な影響、生活の危機的状況が生じている。
直ちに保護が必要な状態。

13.5
80%

説明

4.8

59.7

48.7

深刻度区分

100%

4(最重度)

※各年度において個人が特定できた被虐待者の総数のうち、虐待の程度(深刻度)に回答があったものに対する集計。

出典:令和5年度「高齢者虐待の防止、高齢者の養護者に対する支援等に関する法律」に基づく対応状況等に関する調査結果,資料1,p3~4.

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