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2023年度 社会福祉法人の経営状況について (2 ページ)

公開元URL https://www.wam.go.jp/hp/keiei-report-r6/
出典情報 2023年度 社会福祉法人の経営状況について(3/11)《福祉医療機構》
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2024-013

福祉医療機構(以下「機構」という。
)では、

また、経常収益対経常増減差額比率(以下「経

毎年度、融資先の社会福祉法人の経営状況につ

常増減差額比率」という。)についても前年度か

いて調査を実施している。本稿では、融資先よ

ら 0.8 ポイント上昇し、2.7%となった。それに

り提出された財務諸表データを用いて、2023 年

伴い、2020 年度以降拡大が続いていた赤字法人

度の経営状況および人材確保の状況を分析する。 割合は、前年度から 4.8 ポイント縮小し、30.5%
となった。

1

社会福祉法人の経営状況

収支の実額をみると、サービス活動収益(以

サービス活動増減差額比率が 0.7 ポイント上
昇し、2020 年度以来の増収増益。赤字法人割
合は 4.8 ポイント縮小

下「収益」という。)、サービス活動費用(以下
「費用」という。)ともに前年度に比べて増加し
たが、2023 年度は増収増益で着地した。増収増
益は、新型コロナウイルス感染症(以下「コロ

まず、経年変化を詳細に把握するため、2022

ナ」という。)に伴う報酬上の特例措置が導入さ

年度と 2023 年度の 2 か年度で比較可能なデー
タがあるサンプルに絞って経営状況をみていく。
サービス活動収益対サービス活動増減差額比

れた 2020 年度以来である(図表 2)
。ただし、
当機構の社会福祉法人に対する融資先として多
数を占める特別養護老人ホームや保育所といっ

率(以下「サービス活動増減差額比率」という。)

た施設の経営状況1を確認すると、2023 年度の

は前年度から 0.7 ポイント上昇し、2.4%となっ

利用率はコロナ前の水準までは戻っていなかっ

た(図表 1)。

た。そこで、増収増益の要因について、社会福祉

(図表 1)2022・2023 年度 社会福祉法人の
経営状況(同一法人)
n=7,433

法人の事業ごとの動きを踏まえながら確認して
みたい。

2022

2023


2023
-2022



119.7

119.4

△ 0.3

介護保険事業



50.8

50.5

△ 0.3

収 保育事業

構 障害福祉サー
成 ビス等事業

その他の事業



22.5

23.0

0.5



15.3

15.3

△ 0.0



11.4

11.2

△ 0.2

人件費率



67.4

67.1

△ 0.2

経費率



24.9

24.5

△ 0.4

減価償却費率



4.8

4.7

△ 0.1

サービス活動増減
差額比率



1.7

2.4

0.7

サービス活動収益(前年度比)

経常増減差額比率



1.9

2.7

0.8

サービス活動増減差額(前年度比)

6,296

6,484

188

4,242

4,353

111

35.3

30.5

△ 4.8

区分
従事者数

従事者 1 人当たり
千円
サービス活動収益
従事者 1 人当たり
千円
人件費
赤字法人割合



(図表 2)前年度比サービス活動収益および
サービス活動増減差額の推移(同一法人)
(百万円)
25

21

20

18

20

12

15
10
5

18

1

0
△5

5
△10

10
2019

6

2

2020

△4

△6

2021

2022

2023

注)人件費率、経費率および減価償却費率は、いずれもサービス活動
収益に対する割合(以下記載がない場合同じ)
1 福祉医療機構「≪経営分析参考指標≫ 2023 年度決算分」https://www.wam.go.jp/hp/keiei-index/

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