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2023年度 社会福祉法人の経営状況について (7 ページ)

公開元URL https://www.wam.go.jp/hp/keiei-report-r6/
出典情報 2023年度 社会福祉法人の経営状況について(3/11)《福祉医療機構》
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2024-013

上昇は、ある程度経験を積んだ中堅職員の退職

都道府県によって差はあるものの、関東、東

によるものと推察される。仮に中核となる職員

海、近畿の労働力人口の多い10都道府県におい

の離職が続くと、施設運営に影響がでる可能性

ては、採用超過率がプラスであることがわかる。

も考えられる。ちなみに、関連性は不明だが、採

一方、労働力人口の少ない都道府県においては

用超過率推移別に収支状況を確認したところ、

マイナスの傾向がみられた。介護職員をはじめ

大きな差ではないものの、採用超過率が低下し

とする福祉従事者の賃金水準は改善されてきて

た区分のサービス活動増減差額比率がもっとも

いる11 が、地域によって人材確保の状況には違

低かった。

いがあることがわかる。とくに労働力人口の減

また、変化なしの区分は、ほかの 2 区分に比

(図表 8)所在都道府県別 採用超過率

べて従事者数が少ない。比較的小規模な法人で
あるため、人材の入れ替わりが少なかったこと
が要因だろう。

3.4

所在都道府県別の採用超過率

労働力人口の多寡によって採用超過率の傾向
に違い
続いて、労働力人口が豊富な地域とそうでは

(ポイント)

ない地域とでは、人材確保の状況が異なること

2 以上
1~2
0~1
△1~0
△2~△1
△2 未満

が想定されることから、法人本部が所在する都
道府県別に採用超過率を確認する(図表 8)


(図表 7)採用超過率推移別 採用と離職の状況(同一法人)
上昇
n=3,189
区分

変化なし
n=746

低下
n=3,498

2022

2023


20232022

2022

2023


20232022

2022

2023


20232022

従事者数



126.2

126.6

0.4

83.7

83.7

△ 0.0

121.5

120.5

△ 1.0

採用超過率



△ 2.6

3.1

5.7

0.6

0.6

0.0

0.6

△ 2.7

△ 3.3

採用率



13.1

16.3

3.3

13.6

13.6

△ 0.0

13.6

12.8

△ 0.8

うち新卒



1.9

2.0

0.2

2.4

2.4

0.0

2.4

1.7

△ 0.6

うち中途



11.2

14.3

3.1

11.3

11.3

△ 0.0

11.3

11.1

△ 0.2

新卒採用なし



46.1

43.0

△ 3.1

11.6

11.7

0.1

46.0

53.0

7.0

中途採用なし



9.2

4.4

△ 4.9

4.5

4.7

0.2

7.3

8.7

1.3

離職率



15.7

13.2

△ 2.4

13.0

13.0

0.0

13.0

15.5

2.4

うち就職後 3 年未満



8.3

7.1

△ 1.2

7.5

7.5

0.0

7.0

7.9

1.0

うち就職後 3 年以上



7.0

5.9

△ 1.2

5.3

5.3

0.0

5.3

7.2

1.9

うち定年退職



0.3

0.3

△ 0.1

0.3

0.3

0.0

0.3

0.4

0.1

注)「変化なし」の区分には採用者および離職者がともに 0 の法人も含まれる

10 総務省 統計局「労働力調査」https://www.stat.go.jp/data/roudou/index.htm
11 厚生労働省「賃金構造基本統計調査」https://www.mhlw.go.jp/toukei/list/chinginkouzou.html

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