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資料2_医学系研究力の強化について (10 ページ)

公開元URL https://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/chousa/koutou/124/mext_00015.html
出典情報 今後の医学教育の在り方に関する検討会(第12回 3/21)《文部科学省》
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医学系研究を取り巻く課題と対応
〇 医学系研究の課題を分析した上で、効果的な対応策を講じることが必要であり、医学部・大学病院
を取り巻く状況に応じた対応策を検討中。
〇 下記のような課題に取り組むことにより、①研究時間の確保と②多様性・流動性の向上の両面から、
医学系研究の研究力を強化。

医学系研究の課題
例)
研究活動と診療活動のエフォート配分の調整が
必要






医師の診療業務の負担が大きい中、働き方改
革を進める必要がある
研究の各プロセスの効率化が不十分。DX化が
遅れている。









研究のあらゆる作業を医師である研究者自らが
一手に担い、核心部分の検討に十分なエフォー
トを割けない
他分野の専門的知見の活用が不十分
組織を超えた人材交流が乏しい

考えられる対応
〇 研究日・時間等の設定や研究支援人材の確保等による
研究時間の確保
・他の教員等の協力を得て研究に専念できる研究日や研究時間を
設定
・メディカルライターやデータサイエンティスト等の研究支援人材の確保
・バイアウト制度の活用による研究時間を確保 など
〇 研究DX等により研究の効率化を促進

・研究計画書策定業務等をAIを用いて省力化
・データベースを整備し、文書の自動構成チェック機能等を実装 など
〇 研究者の多様性と流動性の向上
・医学以外を専門とする研究者との連携による分野横断研究を推進
・周辺大学や国研、産業界等の他機関の研究者の採用など、機関
間の連携を強化
・海外等との頭脳循環の推進 など
※ 上記の取組を大学病院全体として推進する必要。

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