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資料2 令和3年度事業最終報告1(藤田医科大学病院) (29 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_25107.html
出典情報 高齢者医薬品適正使用検討会(第15回 4/13)《厚生労働省》
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3. 医療専門チームと病棟薬剤師の連携
【成果】
緩和ケアチームと精神科病棟薬剤師の連携により、一症例で処方が見直された
○症例
服用薬:医療用麻薬、消化器用薬・散剤下剤の多剤併用など計11種類
問題点:精神症状(口腔内違和感)により服薬困難を訴え拒薬
介入方法
1. 病棟薬剤師より緩和ケアチーム薬剤師へ相談
2. 緩和ケアチームカンファレンスでの提案内容
・オキシコドン→フェンタニル貼付剤への変更
・散剤下剤→エロビキシバットへの変更
3. 病棟薬剤師から内科医師へ下剤の調整を提案
結果:薬剤数と服薬回数の減少により服薬の負担が軽減し、服薬継続が可能となった

【今後の課題】
⎯ 専門外の事例について医療専門チームで検討することはやはり難しい
⎯ 患者スクリーニングを各専従看護師が行うためポリファーマシー症例の介入件数を増や
しにくい
⎯ 病棟薬剤師(薬剤部ポリファーマシー対策チーム)からコンサルトしていく体制が必要
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