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資料2 令和3年度事業最終報告1(藤田医科大学病院) (30 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_25107.html
出典情報 高齢者医薬品適正使用検討会(第15回 4/13)《厚生労働省》
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4. 院内在宅訪問薬剤師と薬剤部ポリファーマシー対策チームの連携

【成果】
○症例1
服用薬:当院3診療科、他院内科から計14種類処方
問題点:不安障害の既往あり元来患者は減薬に消極的
他院内科医師より今後の施設入居を見据えて処方見直しの相談
介入 :ポリファーマシーカンファレンスにてラロキシフェンとトコフェロールの中止を提案し減薬
となった

○症例2
服用薬:当院2診療科、他院整形外科から複数の下剤を含む計13種類処方
問題点:排便に強い固執あり
ケアマネージャーより自宅トイレが液状便で汚染されていると相談
介入 :ポリファーマシーカンファレンスにて下剤の調整について検討・提案し、酸化マグネシウム
とセンノシドが中止となった

【今後の課題】
⎯ 今年度は在宅管理者の退職およびコロナ禍のため新規在宅患者の受け入れは見送られていた
⎯ 来年度より人員増と共に拡充する方針であり、受け入れ開始となった時点でポリファーマシーカン
ファレンスを実施し処方の見直しを行う体制を構築する
⎯ 関連保険薬局との連携を検討していく

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