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○在宅(その4)について-4-1 (33 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000212500_00118.html
出典情報 中央社会保険医療協議会 総会(第495回  11/10)《厚生労働省》
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成人と小児のがん患者における終末期の在宅医療の比較
○ 疼痛などの症状緩和が容易ではなく、オピオイドを積極的に使用する必要がある。
○ また、原疾患には抗腫瘍薬に対する感受性が高いものが多く、終末期まで化学療法が継続されることも多いため、在宅
でも輸血の実施が必要となることが多い。

代表的な静注用麻薬製剤使用量
(一人当たりの使用量平均)
成人
オキシコドン
(mg)
モルヒネ
(mg)

18.8

輸血量
(一人当たりの輸血単位数平均)
小児
108

成人
濃厚赤血球
(単位)

0

195.9

1297

(単位)

0.5
88.9%

70.6%

濃厚血小板

小児



15.3

(参考)WHOガイドラインにおいては、アセトアミノフェンやイブプロフェンで効果不十分、又は中等度以上の疼痛の場合、成人では3段階ラダーを用
いるため、弱オピオイドの使用が推奨されているところ、小児では2段階ラダーを用いるため、モルヒネ等の強オピオイドの使用が推奨されている。

医療法人はるたか会 あおぞら診療所
国立成育医療研究センター 小児がんセンター
大隅朋生先生ご提供

健康局作成

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