○入院(その3)について-2-1 (136 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000212500_00119.html |
出典情報 | 中央社会保険医療協議会 総会(第496回 11/12)《厚生労働省》 |
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○ 関係学会による「心血管疾患におけるリハビリテーションに関するガイドライン」において、例として、以下のような身体活
動能力の評価の指標が示されている。
心肺運動負荷試験(CPX)
<目的・意義>
酸素摂取量、二酸化炭素排出量、呼吸数、一回換気量などを呼気ガス分析法にて測
定する。本法により心機能、心筋虚血、末梢循環、骨格筋機能、血管内皮細胞機能、貧
血、自律神経活性などの状態を把握できる。
CPXの意義は、①労作時呼吸困難や運動制限の原因の検索、②最も信頼できる運動
耐容能の客観的指標として、手術適応の決定、予後の予測、治療効果の判定、③心リ
ハ・運動プログラムにおける運動処方の決定である.
<実施方法・時期>
運動負荷の方法には自転車エルゴメータまたはトレッドミルによるランプ(直線的漸増)
負荷がある。
低レベルでの運動療法(自転車エルゴメータ負荷またはトレッドミル歩行など)に慣れて
から数日~1週間後に実施することが望ましい。
出典:心血管疾患におけるリハビリテーションに関するガイドライン(日本循環器学会・日本心臓リハビリテーション学会等)
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