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資料4 特定保健指導の評価体系について (3 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_25748.html
出典情報 第4期特定健診・特定保健指導の見直しに関する検討会 効率的・効果的な実施方法等に関するワーキング・グループ(第3回 5/24)《厚生労働省》
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特定保健指導の評価の見直しの方向性(案)
【具体的な評価体系】
(アウトカム評価)


アウトカム評価の主要な目的として、モデル事業において2cm,2kgの減少を達成した場合は保健
指導終了としてきたことを踏まえ、2cm,2kgを達成した場合は180Pとなることとしてはどうか。



2cm,2kgを達成できなかった場合の中間的なアウトカムとして1cm,1kgが考えられる。ただし、
1cm,1kgについては測定誤差や一時的な食事量の減少で達成される懸念が指摘されているため、
この達成のみでの評価水準には留意が必要ではないか。



特定保健指導において調査することとしている「食習慣」、「運動習慣」、「喫煙習慣」、「休養習
慣」、「その他の生活習慣」における行動変容について評価することが考えられるのではないか。
ただし、行動変容を客観的に把握することが困難な場合があるため、厚労科研において保健指
導の質を評価する項目として位置づけられているセルフモニタリング等に基づき、実績評価時
に評価することとし、評価水準についても留意が必要ではないか。



「禁煙すると体重が増加する」「疾患で体重減少が難しい」といった事例が考えられるが、行
動変容を評価することでアウトカム評価とし、プロセス評価と併せて目的を達成できるようし
てはどうか。

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