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参考資料2 小児がん拠点病院等の整備について (11 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_23374.html
出典情報 がん診療提供体制のあり方に関する検討会  小児がん拠点病院等の指定要件に関するワーキンググループ(第1回  1/17)《厚生労働省》
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る基本的な方針を定めることが望ましい。


院内がん登録を活用することにより、都道府県の実施するがん対策
等に必要な情報を提供すること。

(3)診療実績、診療機能等の情報提供
小児がん及びAYA世代で発症するがんについて、自施設及び自らが指
定した小児がん連携病院の診療実績、診療機能及び医療従事者の専門とす
る分野・経歴などを、わかりやすく情報提供すること。
4 臨床研究に関すること
他の拠点病院や小児がん連携病院とも連携し、オールジャパン体制で臨床
研究を推進すること。
(1) 治験を除く臨床研究を行うに当たっては、臨床研究法(平成29年法律
第16号)に則った体制を整備すること。
(2) 進行中の治験を除く臨床研究の概要及び過去の治験を除く臨床研究の
成果を広報すること。
(3) 参加中の治験について、その対象であるがんの種類及び薬剤名等を広
報することが望ましい。
(4) 臨床研究を支援する専門の部署を設置していることが望ましい。
(5) 臨床研究コーディネーター(CRC)を配置することが望ましい。
5 患者の発育及び教育等に関して必要な環境整備
(1) 保育士を配置していること。
(2) 病弱等の特別支援学校又は小中学校等の病弱・身体虚弱等の特別支援
学級による教育支援(特別支援学校による訪問教育を含む。)が行われ
ていること。なお、義務教育段階だけではなく、高等学校段階において
も必要な教育支援を行うよう留意すること。
(3) 退院時の復園及び復学支援が行われていること。
(4) 子どもの発達段階に応じた遊戯室等を設置していること。
(5) 家族等が利用できる長期滞在施設又はこれに準じる施設が整備されて
いること。
(6) 家族等の希望により、24時間面会又は患者の付き添いができる体制
を構築していること。
(7) 患者のきょうだいに対する保育の体制整備を行っていることが望まし
い。
6 PDCAサイクル
(1) 自施設及び小児がん連携病院の診療機能や診療実績、地域連携に関す
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