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医療機器感染症定期報告感染症別文献一覧表 (1 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000190382_00011.html |
出典情報 | 薬事・食品衛生審議会 医療機器・再生医療等製品安全対策部会(令和4年度第1回 7/12)《厚生労働省》 |
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感染症定期報告感染症別文献一覧表(医療機器 2021/10/1 ~ 2022/3/31 )
令和4年7月12日
令和4年度第1回医療機器・
再生医療等製品安全対策部会
資料 3-1ー1
ID
1
2
3
4
感染症(PT)
COVID-19
E型肝炎
E型肝炎
E型肝炎
出典
概要
FDAは、CDCや他の連邦及び国際機関と緊密に協力して、ウイルスSARS-CoV-2によって引き起こされ
るコロナウイルス疾患2019(COVID-19)のパンデミックの監視を継続している。呼吸器系ウイルスは、一
般的に、ヒト細胞、組織又は細胞・組織由来製品(HCT/P)の埋入、移植、注入又は移入により感染する
FDAホームページ.
ことは知られていない。現在まで、これらの製品を介したCOVID-19の感染例は報告されていない。
https://www.fda.gov/va HCT/Pドナーの感染の臨床的証拠を評価するために、定期的なスクリーニング手段が既に実施されてい
ccines-bloodる。考慮事項:FDAは、無症候のHCT/Pドナーのスクリーニングに臨床検査を使用することを推奨してい
biologics/safetyない。FDAは、米国の一部のHCT/P業者が、COVID-19パンデミックに対応して追加のドナースクリーニ
availabilityング及び検査措置を検討していることを認識している。HCT/P業者の責任者は、細胞又は組織ドナーの
biologics/updated適格性を判断して文書化する必要がある(21 CFR1271.50)。現時点で入手可能な情報に基づいて、業者
information-humanはHCT/P回収の28日前に、ドナーが、「COVID-19感染と診断された、又は感染の疑いのある個人の世
cell-tissue-or-cellular- 話をしたり、同居したり、その他の方法で密接に接触した」、「COVID-19感染と診断された、又はその疑
or-tissue-basedいがある。」または「SARS-CoV-2の診断テスト(鼻咽頭スワブなど)が陽性であったが、症状が現れたこ
product-hctpとはなかった」に該当しないことを確認した。COVID-19ワクチンは、このパンデミックの経過を変える可能
establishments
性を秘めており、COVID-19を予防するために何百万人もの個人への投与を目的とした手間の掛かる生
物学的製品である。最近、COVID-19の予防ワクチンが、FDA発行の緊急使用許可(EUA)の下で利用可
能になった。現時点で入手可能な情報に基づくと、非複製、不活化又はRNAベースのCOVID-19ワクチン
を接種した人は、HCT/Pの提供を妨げられない。
IDWR. 23:36(2021)3-3
「感染症発生動向総覧」2021年9月15日集計分。4類感染症:E型肝炎5例。感染地域(感染源):北海道2
例(豚レバー1例、豚ホルモン1例)、山形県1例(牛肉)、富山県1例(豚レバー)、石川県1例(不明)。2020
年第36週から2021年第35週までに診断されたものの報告遅れとして、E型肝炎5例。感染地域(感染源):
北海道1例(不明)、島根県1例(猪肉)、国内(都道府県不明)2例(豚レバー1例、不明1例)、国内・国外
不明1例(不明)。
IDWR. 23:39(2021)3-3
「感染症発生動向総覧」2021年10月6日集計分。4類感染症:E型肝炎9例。感染地域(感染源):北海道1例
(不明)、茨城県1例(不明)、神奈川県1例(不明)、岐阜県1例(牛レバー)、国内(都道府県不明)2例(不
明2例)、国内、国外不明3例(不明3例)。2020年第39週から2021年第38週までに診断されたものの報告
遅れとして、E型肝炎3例。感染地域(感染源):北海道1例(不明)、広島県1例(焼き豚)、国内(都道府県
不明)1例(ジビエ)。
Viruses. 13(2021)1265
本研究は、オランダにおいて、E型肝炎ウィルス(HEV)について、ブタから分離されたHEVと献血者および
患者から分離されたHEVの検体(計372検体)の遺伝子配列を比較したものである。6人の患者(渡航歴
あり)を除き、すべての検体が遺伝子型3の配列を示したことから、ヒトのE型肝炎ウイルスはブタに由来
する可能性が非常に高いと結論付けられた。
Manitoba州農業資源開発省は、亜型H1N2(インフルエンザA)インフルエンザウイルスの新しい症例を報
告した。このヒトインフルエンザA(H1N2)vは、単独症例のようである。現時点ではマニトバ人、カナダ人、
又は食品サプライチェーンへのリスクは増加していない。このウイルスは、患者がインフルエンザ様の病
気を発症した後、自主的に検査し、2021年10月に検出された。患者は軽度の症状を発症し、検査し、そ
の後回復した。COVID-19の検査は陰性であったが、その後、定期的なインフルエンザ監視プロセスを通
じてヒトインフルエンザA(H1N2)vの症例として特定された。患者はブタに直接接触していた。現時点で
は、ヒトからヒトへの感染の証拠はなく、ヒトへのリスクは増加していない。このインフルエンザウイルス
は、ブタで流行するインフルエンザウイルスに関連している。ブタのインフルエンザウイルスは、通常人間
に感染しない。しかし、通常はブタで流行するインフルエンザウイルスによる散発的なヒト感染が発生し、
これらのウイルスは「変異型ウイルス」と呼ばれる。このウイルスは食品関連の病気ではない。豚肉やそ
のほかのブタ由来の製品を介して人々に感染することはなく、豚肉を食べることに伴うリスクはない。北
米では、過去10年間に、インフルエンザの散発的なヒトの症例が報告されている。ヒトインフルエンザA
(H1N2)vは、ヒトではめったに見られない。1例は2020年10月にAlberta州で、もう1例は2021年4月に
Manitoba州で報告された。
5
Outbreak
NewsToday.http://outb
H1N1インフルエ reaknewstoday.com/ca
ンザ
nada-variant-influenzavirus-h1n2v-reportedin-manitoba-81435/
6
フランス公衆衛生局は、2021年9月10日にフランス北西部Brittanyの北部のCotes d’Armorの男性で、ヒ
トのH1N2vインフルエンザ変異体を報告した。パスツール研究所の国立呼吸器感染症ウイルス関連セン
ターは、その感染症を確認した。これは、フランスでこのウイルスがヒトで初めて検出されたものである。
その患者は、発症する前の週に生きたブタに接触していた。彼は良好な状態にあり、彼の濃厚な接触者
Outbreak
は、いずれも徴候を示していない。このヒトの症例で検出されたウイルスは、最近フランスのBrittanyや他
NewsToday.http://outb の場所で検出されたブタウイルスに遺伝的に近く、フランス食品環境労働衛生安全庁(ANSES)の国立参
reaknewstoday.com/fra 照研究所によって「H1N2」遺伝子型であると同定され、クレード1C.2.4に属する遺伝子HA(ヘマグルチニ
H1N1インフルエ
nce-reports-1stン)を含む。このクレードは、2020年に欧州(特にフランス、デンマーク、イタリア、スペイン)のブタの個体
ンザ
human-h1n2v群に蔓延する新しい系統として特定され、2020年2月にBrittanyのブタで最初に検出された。現在活発に
influenza-variant-in循環している地域では、豚農場で検出されるすべてのインフルエンザウイルスの中ですぐに大多数のウ
cotes-darmor-56086/ イルスになった。ブタインフルエンザウイルスの特徴を明らかにするために、特にヒトに対する適応と病原
性のマーカーの可能性を特定するために、CNRとANSES国立参照研究所でウイルス学的及び遺伝的分
析が進行中である。フランスの豚群内ではこのウイルスが活発に循環しているため、ブタに曝された人に
インフルエンザウイルス(タイプおよびサブタイプ)を系統的に探索し、急性呼吸器感染症とSARS-CoV-2
の陰性検査と互換性のある臨床像を提示することが推奨される。
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令和4年7月12日
令和4年度第1回医療機器・
再生医療等製品安全対策部会
資料 3-1ー1
ID
1
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感染症(PT)
COVID-19
E型肝炎
E型肝炎
E型肝炎
出典
概要
FDAは、CDCや他の連邦及び国際機関と緊密に協力して、ウイルスSARS-CoV-2によって引き起こされ
るコロナウイルス疾患2019(COVID-19)のパンデミックの監視を継続している。呼吸器系ウイルスは、一
般的に、ヒト細胞、組織又は細胞・組織由来製品(HCT/P)の埋入、移植、注入又は移入により感染する
FDAホームページ.
ことは知られていない。現在まで、これらの製品を介したCOVID-19の感染例は報告されていない。
https://www.fda.gov/va HCT/Pドナーの感染の臨床的証拠を評価するために、定期的なスクリーニング手段が既に実施されてい
ccines-bloodる。考慮事項:FDAは、無症候のHCT/Pドナーのスクリーニングに臨床検査を使用することを推奨してい
biologics/safetyない。FDAは、米国の一部のHCT/P業者が、COVID-19パンデミックに対応して追加のドナースクリーニ
availabilityング及び検査措置を検討していることを認識している。HCT/P業者の責任者は、細胞又は組織ドナーの
biologics/updated適格性を判断して文書化する必要がある(21 CFR1271.50)。現時点で入手可能な情報に基づいて、業者
information-humanはHCT/P回収の28日前に、ドナーが、「COVID-19感染と診断された、又は感染の疑いのある個人の世
cell-tissue-or-cellular- 話をしたり、同居したり、その他の方法で密接に接触した」、「COVID-19感染と診断された、又はその疑
or-tissue-basedいがある。」または「SARS-CoV-2の診断テスト(鼻咽頭スワブなど)が陽性であったが、症状が現れたこ
product-hctpとはなかった」に該当しないことを確認した。COVID-19ワクチンは、このパンデミックの経過を変える可能
establishments
性を秘めており、COVID-19を予防するために何百万人もの個人への投与を目的とした手間の掛かる生
物学的製品である。最近、COVID-19の予防ワクチンが、FDA発行の緊急使用許可(EUA)の下で利用可
能になった。現時点で入手可能な情報に基づくと、非複製、不活化又はRNAベースのCOVID-19ワクチン
を接種した人は、HCT/Pの提供を妨げられない。
IDWR. 23:36(2021)3-3
「感染症発生動向総覧」2021年9月15日集計分。4類感染症:E型肝炎5例。感染地域(感染源):北海道2
例(豚レバー1例、豚ホルモン1例)、山形県1例(牛肉)、富山県1例(豚レバー)、石川県1例(不明)。2020
年第36週から2021年第35週までに診断されたものの報告遅れとして、E型肝炎5例。感染地域(感染源):
北海道1例(不明)、島根県1例(猪肉)、国内(都道府県不明)2例(豚レバー1例、不明1例)、国内・国外
不明1例(不明)。
IDWR. 23:39(2021)3-3
「感染症発生動向総覧」2021年10月6日集計分。4類感染症:E型肝炎9例。感染地域(感染源):北海道1例
(不明)、茨城県1例(不明)、神奈川県1例(不明)、岐阜県1例(牛レバー)、国内(都道府県不明)2例(不
明2例)、国内、国外不明3例(不明3例)。2020年第39週から2021年第38週までに診断されたものの報告
遅れとして、E型肝炎3例。感染地域(感染源):北海道1例(不明)、広島県1例(焼き豚)、国内(都道府県
不明)1例(ジビエ)。
Viruses. 13(2021)1265
本研究は、オランダにおいて、E型肝炎ウィルス(HEV)について、ブタから分離されたHEVと献血者および
患者から分離されたHEVの検体(計372検体)の遺伝子配列を比較したものである。6人の患者(渡航歴
あり)を除き、すべての検体が遺伝子型3の配列を示したことから、ヒトのE型肝炎ウイルスはブタに由来
する可能性が非常に高いと結論付けられた。
Manitoba州農業資源開発省は、亜型H1N2(インフルエンザA)インフルエンザウイルスの新しい症例を報
告した。このヒトインフルエンザA(H1N2)vは、単独症例のようである。現時点ではマニトバ人、カナダ人、
又は食品サプライチェーンへのリスクは増加していない。このウイルスは、患者がインフルエンザ様の病
気を発症した後、自主的に検査し、2021年10月に検出された。患者は軽度の症状を発症し、検査し、そ
の後回復した。COVID-19の検査は陰性であったが、その後、定期的なインフルエンザ監視プロセスを通
じてヒトインフルエンザA(H1N2)vの症例として特定された。患者はブタに直接接触していた。現時点で
は、ヒトからヒトへの感染の証拠はなく、ヒトへのリスクは増加していない。このインフルエンザウイルス
は、ブタで流行するインフルエンザウイルスに関連している。ブタのインフルエンザウイルスは、通常人間
に感染しない。しかし、通常はブタで流行するインフルエンザウイルスによる散発的なヒト感染が発生し、
これらのウイルスは「変異型ウイルス」と呼ばれる。このウイルスは食品関連の病気ではない。豚肉やそ
のほかのブタ由来の製品を介して人々に感染することはなく、豚肉を食べることに伴うリスクはない。北
米では、過去10年間に、インフルエンザの散発的なヒトの症例が報告されている。ヒトインフルエンザA
(H1N2)vは、ヒトではめったに見られない。1例は2020年10月にAlberta州で、もう1例は2021年4月に
Manitoba州で報告された。
5
Outbreak
NewsToday.http://outb
H1N1インフルエ reaknewstoday.com/ca
ンザ
nada-variant-influenzavirus-h1n2v-reportedin-manitoba-81435/
6
フランス公衆衛生局は、2021年9月10日にフランス北西部Brittanyの北部のCotes d’Armorの男性で、ヒ
トのH1N2vインフルエンザ変異体を報告した。パスツール研究所の国立呼吸器感染症ウイルス関連セン
ターは、その感染症を確認した。これは、フランスでこのウイルスがヒトで初めて検出されたものである。
その患者は、発症する前の週に生きたブタに接触していた。彼は良好な状態にあり、彼の濃厚な接触者
Outbreak
は、いずれも徴候を示していない。このヒトの症例で検出されたウイルスは、最近フランスのBrittanyや他
NewsToday.http://outb の場所で検出されたブタウイルスに遺伝的に近く、フランス食品環境労働衛生安全庁(ANSES)の国立参
reaknewstoday.com/fra 照研究所によって「H1N2」遺伝子型であると同定され、クレード1C.2.4に属する遺伝子HA(ヘマグルチニ
H1N1インフルエ
nce-reports-1stン)を含む。このクレードは、2020年に欧州(特にフランス、デンマーク、イタリア、スペイン)のブタの個体
ンザ
human-h1n2v群に蔓延する新しい系統として特定され、2020年2月にBrittanyのブタで最初に検出された。現在活発に
influenza-variant-in循環している地域では、豚農場で検出されるすべてのインフルエンザウイルスの中ですぐに大多数のウ
cotes-darmor-56086/ イルスになった。ブタインフルエンザウイルスの特徴を明らかにするために、特にヒトに対する適応と病原
性のマーカーの可能性を特定するために、CNRとANSES国立参照研究所でウイルス学的及び遺伝的分
析が進行中である。フランスの豚群内ではこのウイルスが活発に循環しているため、ブタに曝された人に
インフルエンザウイルス(タイプおよびサブタイプ)を系統的に探索し、急性呼吸器感染症とSARS-CoV-2
の陰性検査と互換性のある臨床像を提示することが推奨される。
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