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医療機器感染症定期報告感染症別文献一覧表 (3 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000190382_00011.html
出典情報 薬事・食品衛生審議会 医療機器・再生医療等製品安全対策部会(令和4年度第1回 7/12)《厚生労働省》
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ID

出典

概要

インフルエンザ

CDC ホームペー
ジ.https://www.cdc.gov
/flu/weekly/weeklyarch
ives20202021/week14.htm

ウィスコンシン州において、新型インフルエンザAウイルス感染者1例が報告された。この患者は、インフ
ルエンザA(H1N1)変異(A(H1N1)v)ウイルスに感染していた。感染源に関する調査で、この患者がブタ
に直接接触していたことが明らかになった。本件は、2021年発生の米国で初めて検出されたA(H1N1)v
ウイルス感染であり、2020年~2021年シーズン中に発生した3例目の新型インフルエンザAウイルス感染
(A(H3N2)vウイルス:1例、A(H1N1)vウイルス:2例)である。

インフルエンザ

CDC ホームペー
ジ.https://www.cdc.gov
/flu/weekly/weeklyarch
ives20202021/week20.htm

FluViewにおける2021年インフルエンザシーズン第20週(2021年5月22日まで)のレポート。オハイオ州に
おいて、インフルエンザA(H1N2)変異型(A(H1N2)v)ウイルス感染者1例が報告された。この患者はブタ
がいる農場に居住している。この患者に関連したヒトからヒトへのインフルエンザA(H1N2)vウイルス感染
は確認されていない。本件は、2021年に米国で発生した最初のA (H1N2)vウイルスであることなどにつ
いて言及されている。

16

インフルエンザ

CDCホームページ
https://www.cdc.gov/fl
u/weekly/weeklyarchiv
es2020-

17

インフルエンザ

ProMED-mail
20210609.8428102

FluViewにおける2021年インフルエンザシーズン第21週(2021年5月29日まで)のレポート。アイオワ州に
おいて、インフルエンザA(H1N1)変異株(A(H1N1)v)ウイルス感染者1例が報告された。この患者はブタ
のいる農場に勤務している。この患者に関連したヒトからヒトへのインフルエンザA(H1N1)vウイルス感染
は確認されていない。本件は、2021年発生の米国で特定された2例目のA(H1N1)vウイルス感染である。
FluViewにおける2021年インフルエンザシーズン第21週(2021年5月29日まで)のレポート。アイオワ州に
おいて、インフルエンザA(H1N1)変異株(A(H1N1)v)ウイルス感染者1例が報告された。この患者はブタ
のいる農場に勤務している。この患者に関連したヒトからヒトへのインフルエンザA(H1N1)vウイルス感染
は確認されていない。本件は、2021年発生の米国で特定された2例目のA(H1N1)vウイルス感染である。

14

15

感染症(PT)

BMC infectious
diseases. 21(2021)669

本研究は、ウガンダの農業牧畜地域において、エボラウィルス病(EVD)の発生とブタのバリューチェーン
への影響について、当該地域の計229人からの回答を元に評価されたものである。229人の回答者のう
ち、95.6%が自分の住んでいる地域で最近発生したEVDを思い出すことができた。約24.5%がEVDとブタ
への接触や豚肉の喫食を関連付けていた。142人の農家のうち、55人(38.7%)はエボラ出血熱の発生が
ブタの需要や販売に影響すると考えていた。EVDの発生は、ブタの平均販売数(P=0.001)、商人によるブ
タの平均購入数(P=0.04)、肉屋が販売・屠殺するブタの数(P=0.03)を有意に減少させた。EVDの発生が
ブタのバリューチェーン、すなわちブタと豚肉の需要と供給に悪影響を与えたことが示された。したがっ
て、EVDの発生に伴う経済的な悪影響を最小限に抑えるためには、ブタのバリューチェーンの関係者に
EVDに関する知識を深めてもらう必要がある。

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エボラ出血熱

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本研究は、タイのコンケン市にある164の農場で飼育されているブタの直腸スワブ839本と、養豚場で働く
人と同居人の糞便サンプル271本を用いて、Klebsiella pneumoniae complex (KP)の腸内コロニー形成、
ゲノム配列、抗生物質耐性や病原性遺伝子を調べたものである。また、タイの先行研究から分離された
菌との比較に加え、系統解析が行われた。調査の結果、ブタとヒトの検体の約50%からKPが検出され
た。合計で253株のKPが分離された。ブタから39%、養豚場で働く人から34%、同じ農場で動物と接触し
Journal of Antimicrobial
ていない個人から26%の合計253株が検出された。MLST解析では、196の異なるSTが4つの系統群(Kp1
クレブシエラ感染 Chemotherapy.
~Kp4)に分布し、高い遺伝的多様性が認められた。ESBL-KP(7.5%)とコリスチン耐性KP(3.2%)は、ブ
76(2021)2012-2016
タとヒトの間で低い割合で存在していた。また、ブタから1株(ST290)、ヒトから3株(ST35,ST3415(90CP1
株),ST17(90CM2株))の計4株のMDR・強毒株が確認された。また、ST4788、ST661、ST3541、ST29な
どのいくつかのSTでは、ブタとヒトの間でKPクローンの共有が確認された。タイのブタおよび健康なヒトか
ら分離されたKPのESBLおよびmcr遺伝子の有病率が低いことが示され、流行しているKPの一部のク
ローンについて人獣共通感染症の可能性が示唆された。

20

クロストリジウ
ム・ディフィシレ
感染

21

コロナウイルス
感染

Emerg Infect Dis.
27(2021)2294-2300

本研究では、アイルランドで採取されたヒトおよびブタ由来のClostridioides difficile(C. difficile) リボタイ
プ078分離株のゲノムが調査され、海外のリボタイプ078分離株と比較された。結論として、アイルランドを
はじめとする欧州9カ国から分離されたC. difficile のリボタイプ078株を解析した結果、ヒトとブタからの分
離株の間には、直接または未知の中間の媒体を介した感染の発生を含む、密接な関係が認められた。

ProMED-mail
20211214.8700240

ブタデルタコロナウイルス病-ハイチ:ヒト2014-2015 急性熱性疾患のハイチの子供3名の血漿サンプ
ルからブタデルタコロナウイルス株が認められた。ゲノム及び進化学的解析によりヒトへの感染は、
Nsp15とスパイクたんぱく質をコードする遺伝子の両方に同じ突然変異の特徴を獲得した、異なるウイル
ス系統の少なくとも2つの独立した動物由来感染症の結果であることを明らかにした。今回の発見は、特
にヒトと動物が密接に接触する環境において、これまで認識されていたヒト関連コロナウイルス群以外の
コロナウイルスによるヒトへの感染につながる進化的変化と適応の可能性を浮き彫りにするものであっ
た。

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