よむ、つかう、まなぶ。

MC plus(エムシープラス)は、診療報酬・介護報酬改定関連のニュース、

資料、研修などをパッケージした総合メディアです。


資料1-2 指摘事項に対する回答 (5 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_26539.html
出典情報 先進医療会議 先進医療技術審査部会(第136回 7/14)《厚生労働省》
低解像度画像をダウンロード

資料テキストはコンピュータによる自動処理で生成されており、完全に資料と一致しない場合があります。
テキストをコピーしてご利用いただく際は資料と付け合わせてご確認ください。

3.中間解析に関して、
付録 15.2.1 「統計解析計画書第 1.0 版」(2017/2/16)では、「B 群において
50 番目の登録から 8 週後の時点までの全ての症例に対して Grade 3 以上の肺
臓炎の発生割合を算出し、かつ Grade 3 以上の肺臓炎発生割合の点推定値が
10%以下であることを確認する」と定められていた。
一方、付録 15.2.2 「統計解析計画書 1 回目の中間解析 第 1.0 版」
(2019/7/23)では、試験治療群 B 群の 50 例のデータが集積した時点で実施
することについて「解析に用いるデータは 44 例目の被験者登録日より 12 週
までのデータを用いる」となり、判断基準も「両側 80%信頼区間の下限値が
閾値 7%を超えない場合」との記載に変わっている。これらについて、「44 例
目の被験者登録日より 12 週までのデータを用いて 1 回目の中間解析を実施
するに至った理由及び経緯」は別途議事録に記録されていると説明がなされ
ているが(p3)、その検討内容について総括報告書においても具体的な説明を
補っていただきたい。
【回答】
ご指摘ありがとうございます。中間解析を実施して試験継続(第 III 相への移
行)が可能と判断されるまでの間、一時的に症例登録を中断することを当初実施
計画に規定しておりました。しかしながら、多施設共同臨床試験としての運用を
考慮すれば、可能な限り中断期間を短くすることが望ましいと考え、中断期間を
短縮し、且つ適切な評価を実施する目的で、研究代表医師、統計解析責任者、研
究事務局ならびにデータセンター等による協議を行いました。その結果、試験開
始時に作成をした中間解析計画書から、主に以下の点について変更を行いまし
た。
・B 群 50 例のデータが集積した時点で、1 回目の中間解析を実施する。解析に
用いるデータは 44 例目の被験者登録時より 12 週までの時点のデータを用いる。
・「Grade3 以上の肺臓炎発生割合」に関して、登録より 12 週未達の症例の解析
上のデータの取り扱いは「発生:有」とする。
なお、判断基準については、試験実施計画書 1.1 版(2017.6.30 改訂)以降は現
基準「両側 80%信頼区間の下限値が閾値 7%を超えない」となっている。
以上のことから、総括報告書 9.7.1 項の末尾(p51)に、以下の記載を追加い
たします。
なお、1 回目の中間解析の実施に先立ち、研究代表者、統計解析責任者、研究
事務局ならびにデータセンター等による協議を行い、「統計解析計画書(1 回目
の中間解析)第 1.0 版 2019.7.23」を作成した。
以上
3/3