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2.医師の働き方改革を進めるための タスク・シフティングに関するヒアリング 公益社団法人 日本産科婦人科学会 (13 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_05804.html |
出典情報 | 医師の働き方改革を進めるための タスク・シフティングに関するヒアリング(第3回 7/26)《厚生労働省》 |
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低リスク妊娠・分娩に係る業務に関する助産師との協働、
助産師へのタスクシフト
• 現状
– 低リスク妊娠における妊婦健診が産婦人科医の外来負担の一定部
分を占めている。
– 産婦人科医と助産師による二重の管理・ケア体制で低リスク分娩を
含む全ての分娩のケアが行われている。
• 効果
– 低リスク妊娠を担当する助産師外来の推進により、産婦人科医の妊
婦健診負担を週3.75時間(年間180時間)程度軽減できる。(年間100
妊娠を担当する産婦人科医が、90%の低リスク妊娠について、14回
中8回の健診を助産師に移管した場合)
– 低リスク分娩を担当する院内助産の導入により、産婦人科医の時間
外診療業務の年間76時間程度の削減ができる。(年間100分娩を担
当する産婦人科医が、50%の低リスク分娩を院内助産に移管した場
合)
– 両者で年間250時間程度の労働時間の軽減が可能と試算される。こ
の効果は分娩取扱数が多い施設でより大きくなると考えられる。
助産師へのタスクシフト
• 現状
– 低リスク妊娠における妊婦健診が産婦人科医の外来負担の一定部
分を占めている。
– 産婦人科医と助産師による二重の管理・ケア体制で低リスク分娩を
含む全ての分娩のケアが行われている。
• 効果
– 低リスク妊娠を担当する助産師外来の推進により、産婦人科医の妊
婦健診負担を週3.75時間(年間180時間)程度軽減できる。(年間100
妊娠を担当する産婦人科医が、90%の低リスク妊娠について、14回
中8回の健診を助産師に移管した場合)
– 低リスク分娩を担当する院内助産の導入により、産婦人科医の時間
外診療業務の年間76時間程度の削減ができる。(年間100分娩を担
当する産婦人科医が、50%の低リスク分娩を院内助産に移管した場
合)
– 両者で年間250時間程度の労働時間の軽減が可能と試算される。こ
の効果は分娩取扱数が多い施設でより大きくなると考えられる。