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04 専門家によるモニタリングコメント・意見 (10 ページ)
出典
| 公開元URL | https://www.bousai.metro.tokyo.lg.jp/taisaku/saigai/1021348/1022091.html |
| 出典情報 | 東京都 新型コロナウイルス感染症モニタリング会議（第100回 9／1）《東京都》 |
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モニタリング項目
グラフ
9 月 1 日 第 100 回モニタリング会議のコメント
呼吸器又は ECMO を使用した患者数と、1 月 4 日から 8 月 22 日までの 33 週間の新規陽性者数をもとに、その割合
を計算（感染してから重症化するまでの期間を考慮し、新規陽性者数を 1 週間分減じて計算している）
。
⑦－1
(1) 重症患者数（人工呼吸器又は ECMO を使用している患者数）は、前回の 36 人から 8 月 31 日時点で 33 人
となった。また、重症患者のうち ECMO を使用している患者は 1 人であった。
(2) 今週、新たに人工呼吸器を装着した患者は 35 人（前週は 32 人）、人工呼吸器から離脱した患者は 23 人（同
15 人）、人工呼吸器使用中に死亡した患者は 13 人（同 10 人）であった。
(3) 8 月 31 日時点で重症患者に準ずる患者は 125 人（前回は 122 人）であった。内訳は、ネーザルハイフローに
よる呼吸管理を受けている患者が 54 人（同 57 人）、人工呼吸器等による治療を要する可能性の高い患者が 60
人（同 57 人）、離脱後の不安定な患者が 11 人 (同 8 人) であった。
(4) 今週、人工呼吸器を離脱した患者の、装着から離脱までの日数の中央値は 3.0 日、平均値は 4.2 日であった。
【コメント】
重症患者数は、新規陽性者数の増加から遅れて増加する。重症患者数は 40 人前後、オミクロン株の特性を踏
⑦ 重症患者数
まえた重症者用病床使用率は 30％前後で推移しており、今後の推移に警戒が必要である。
⑦－２
(1) 8 月 31 日時点の重症患者数は 33 人で、年代別内訳は 10 歳未満 1 人、10 代 1 人、20 代 1 人、40 代 1 人、50
代 7 人、60 代 6 人、70 代 10 人、80 代 6 人である。性別は、男性 16 人、女性 17 人であった。
(2) 人工呼吸器又は ECMO を使用した患者の割合は 0.03％であった。年代別内訳は 40 代以下 0.01％、50 代 0.03％、
60 代以上 0.21％であった。
(3) 今週報告された死亡者数は先週と同数の 176 人（10 歳未満 1 人、30 代 2 人、40 代 3 人、50 代 9 人、60 代
4 人、70 代 23 人、80 代 75 人、90 代 55 人、100 歳以上 4 人）であった。8 月 31 日時点で累計の死亡者数は
5,321 人となった。
【コメント】
ア）重症患者のうち、60 代以上の高齢者の割合が約 67％と高い値となっており、今後の動向に警戒する必要が
ある。
イ）高齢者のみならず、ワクチン未接種者、肥満、喫煙歴のある人は若年であっても重症化リスクが高い。あら
ゆる年代が、感染により、重症化するリスクを有していることを啓発する必要がある。
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グラフ
9 月 1 日 第 100 回モニタリング会議のコメント
呼吸器又は ECMO を使用した患者数と、1 月 4 日から 8 月 22 日までの 33 週間の新規陽性者数をもとに、その割合
を計算（感染してから重症化するまでの期間を考慮し、新規陽性者数を 1 週間分減じて計算している）
。
⑦－1
(1) 重症患者数（人工呼吸器又は ECMO を使用している患者数）は、前回の 36 人から 8 月 31 日時点で 33 人
となった。また、重症患者のうち ECMO を使用している患者は 1 人であった。
(2) 今週、新たに人工呼吸器を装着した患者は 35 人（前週は 32 人）、人工呼吸器から離脱した患者は 23 人（同
15 人）、人工呼吸器使用中に死亡した患者は 13 人（同 10 人）であった。
(3) 8 月 31 日時点で重症患者に準ずる患者は 125 人（前回は 122 人）であった。内訳は、ネーザルハイフローに
よる呼吸管理を受けている患者が 54 人（同 57 人）、人工呼吸器等による治療を要する可能性の高い患者が 60
人（同 57 人）、離脱後の不安定な患者が 11 人 (同 8 人) であった。
(4) 今週、人工呼吸器を離脱した患者の、装着から離脱までの日数の中央値は 3.0 日、平均値は 4.2 日であった。
【コメント】
重症患者数は、新規陽性者数の増加から遅れて増加する。重症患者数は 40 人前後、オミクロン株の特性を踏
⑦ 重症患者数
まえた重症者用病床使用率は 30％前後で推移しており、今後の推移に警戒が必要である。
⑦－２
(1) 8 月 31 日時点の重症患者数は 33 人で、年代別内訳は 10 歳未満 1 人、10 代 1 人、20 代 1 人、40 代 1 人、50
代 7 人、60 代 6 人、70 代 10 人、80 代 6 人である。性別は、男性 16 人、女性 17 人であった。
(2) 人工呼吸器又は ECMO を使用した患者の割合は 0.03％であった。年代別内訳は 40 代以下 0.01％、50 代 0.03％、
60 代以上 0.21％であった。
(3) 今週報告された死亡者数は先週と同数の 176 人（10 歳未満 1 人、30 代 2 人、40 代 3 人、50 代 9 人、60 代
4 人、70 代 23 人、80 代 75 人、90 代 55 人、100 歳以上 4 人）であった。8 月 31 日時点で累計の死亡者数は
5,321 人となった。
【コメント】
ア）重症患者のうち、60 代以上の高齢者の割合が約 67％と高い値となっており、今後の動向に警戒する必要が
ある。
イ）高齢者のみならず、ワクチン未接種者、肥満、喫煙歴のある人は若年であっても重症化リスクが高い。あら
ゆる年代が、感染により、重症化するリスクを有していることを啓発する必要がある。
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