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04 専門家によるモニタリングコメント・意見 (9 ページ)

公開元URL https://www.bousai.metro.tokyo.lg.jp/taisaku/saigai/1021348/1022091.html
出典情報 東京都 新型コロナウイルス感染症モニタリング会議(第100回 9/1)《東京都》
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モニタリング項目

グラフ

9 月 1 日 第 100 回モニタリング会議のコメント
退院時には共に手続き、感染防御対策、検査、調整、消毒など、通常の患者より多くの人手、労力と時間が必
要であり、医療機関への負荷が長期化している。

⑥-2

8 月 31 日時点で、入院患者の年代別割合は、80 代が最も多く全体の約 32%を占め、次いで 70 代が約 21%で
あった。
【コメント】
入院患者のうち 60 代以上の高齢者の割合は約 78%と、引き続き高い値で推移している。医療機関は、介助が
必要な患者や重症患者への対応に、多くの人手を要する状況が続いている。

⑥ 入院患者数

⑥-3

検査陽性者の全療養者数は、前回の 206,604 人から 8 月 31 日時点で 161,143 人となった。内訳は、入院患者

⑥-4

3,631 人(前回は 4,277 人)、宿泊療養者 4,870 人(同 6,284 人)、自宅療養者 94,241 人(同 130,031 人)、入院・
療養等調整中 58,401 人(同 66,012 人)であった。
【コメント】
ア)現在、都民の約 90 人に 1 人が療養しており、全療養者に占める入院患者の割合は約 2%、宿泊療養者の割合
は約 3%であった。約 95%の療養者が自宅療養(入院・療養等調整中を含む。)を行っている。
イ)極めて多数の療養者に対応するためには、臨時の医療施設や酸素・医療提供ステーション、感染拡大時療養
施設等を含め、確保した病床等を、患者の重症度、緊急度、年齢等に応じて活用していく必要がある。
ウ)都は、33 か所、13,195 室(受入可能数 9,300 室)の宿泊療養施設を確保し、東京都医師会・東京都病院協会
の協力を得て運営している。50 歳以上または重症化リスクの高い基礎疾患のある方、同居の家族に重症化リス
クの高い方や妊婦等がいて、早期に隔離が必要な方を優先に入所調整を行っている。
東京都は、その時点で、人工呼吸器又は ECMO を使用している患者数を重症患者数とし、医療提供体
制の指標としてモニタリングしている。

⑦ 重症患者数

東京都は、人工呼吸器又は ECMO による治療が可能な重症用病床を確保している。
重症用病床は、重症患者及び集中的な管理を行っている重症患者に準ずる患者(人工呼吸器又は ECMO
の治療が間もなく必要になる可能性が高い状態の患者、及び離脱後の不安定な状態の患者等)の一部 が
使用する病床である。
人工呼吸器又は ECMO を使用した患者の割合の算出方法:1 月 4 日から 8 月 29 日までの 34 週間に、新たに人工
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