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04 専門家によるモニタリングコメント・意見 (8 ページ)

公開元URL https://www.bousai.metro.tokyo.lg.jp/taisaku/saigai/1021348/1022091.html
出典情報 東京都 新型コロナウイルス感染症モニタリング会議(第100回 9/1)《東京都》
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モニタリング項目

グラフ

9 月 1 日 第 100 回モニタリング会議のコメント
ずにウェブで申請し、医師が陽性を確定する「東京都陽性者登録センター」を、20 代から 40 代を対象として
設置し、今週は 10,067 人の届出があった。



⑤ 救急医療の東京
ルールの適用件数

⑥-1

東京ルールの適用件数の 7 日間平均は、前回の 191.9 件/日から 8 月 31 日時点で 143.0 件/日に減少した。
【コメント】
ア)感染状況が高い水準で推移する中、救急要請件数は高い水準で推移しており、東京ルールの適用件数の 7 日
間平均も、減少したものの非常に高い値で推移している。
イ)救急搬送においては、救急医療のひっ迫により搬送先決定までに時間を要しており、救急車が病院へ患者を
搬送するまでの時間が延伸している。救急隊の出動率は依然として高く、通報から現場到着まで時間がかかる
状況も発生しており、緊急度や重症度の高い救急搬送に支障をきたす恐れがある。なお、東京消防庁は、必要
に応じて非常用救急隊により対応することとしている。
ウ)新型コロナウイルス感染症を疑う患者に対応できる救急医療機関には限りがあるため、酸素・医療提供ステ
ーションにおける救急患者の受入れを積極的に行う必要がある。
(1) 8 月 31 日時点の入院患者数は、前回の 4,277 人から、3,631 人に減少した。

(2) 今週新たに入院した患者は、前週の 2,331 人から 2,030 人に減少した。また、入院率は 1.8%(2,030 人/今週
の新規陽性者 113,568 人)であった。
(3) 都は、病床確保レベルをレベル 2(7,094 床)としており、8 月 31 日時点で稼働病床数は 6,891 床、稼働病床
数に対する病床使用率は 52.7%となっている。
⑥ 入院患者数

【コメント】
ア)入院患者数は、8 月 20 日に報告された 4,459 人をピークに減少傾向が続いているものの、依然として高い水
準で推移している。
イ)医療機関は、通常医療との両立を図りながらも、今まで以上にスタッフを新型コロナウイルス感染症のため
の医療に振り替えざるを得ない状況にある。加えて多くの医療機関では、医療従事者が陽性又は濃厚接触者と
して就業制限を受けることにより、十分に人員を配置できない状態が長期化している。
ウ)入院調整本部への調整依頼件数は、8 月 31 日時点で 229 件となった。透析、介護を必要とする者や妊婦等、
翌日以降の入院調整となる事例が引き続き発生している。
エ)医療機関は、依然として、保健所や入院調整本部から多くの入院患者を受け入れている。陽性患者の入院と
-8-