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参考資料3 がん対策推進基本計画中間評価報告書(令和4年6月) (54 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_27784.html
出典情報 がん対策推進協議会(第80回 9/5)《厚生労働省》
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働科学研究の結果も踏まえ、次期基本計画においては、多様な高齢のがん患者の
療養生活を支えるための対策や、評価指標の設定、医療と介護の連携の更なる強化
について、引き続き、検討を行っていく必要がある。
4.これらを支える基盤の整備
(1)がん研究
(個別目標)
国は、2年以内に、「がん研究10か年戦略」のあり方について検討を行い、新たな
課題や重点的に進めるべき研究を盛り込む。その際、必要に応じて、現在AMEDで
行われている事業の研究領域を見直し、科学技術の進展や臨床ニーズに見合った
研究を推進する。
(進捗状況及び指標測定結果)
2018 年に「がん研究 10 か年戦略」の中間評価を行い改定を行った点、「健康・医
療戦略」等におけるがん領域における研究開発に関する目標を達成している点など
については評価ができる。中間評価の指標としては、主にAMEDにおける研究開発
の状況を踏まえたものになっているが、全体の評価については、民間の研究開発の
状況等も踏まえて実施する必要がある。
また、2019 年 12 月に「全ゲノム解析等実行計画(第1版)」が作成され、全ゲノム解
析についても日常診療への導入を目指す研究開発を加速させている。
2019 年度

2018 年度

4011

日本発の治療薬の創出に向けて
導出された治験の数

1件
累積 15 件

1件
累積 14 件

4012

日本発の診断薬の創出に向けて
導出された治験の数

1件
累積2件

1件
累積1件

4013

日本発の医療機器の創出に向けて
導出された治験の数

2件
累積2件

0件
累積0件

4014

日本臨床研究実施計画・研究概要公開システム
(JRCT)に登録された研究数59

70 課題
(14 課題)

61 課題
(19 課題)

(がん対策推進協議会としてさらに推進が必要と考える事項)
「がん研究 10 か年戦略」に基づき、順調な進捗であるが、各研究分野について、患
者及びがん経験者の参画をより一層推進し、患者及びがん経験者目線で必要とされ
ている領域の研究や、臨床現場でニーズの高い領域の研究を推進していく必要があ
る。
59

括弧内は、当該年度において新規採択した課題数。
51