資料3-2 鈴木先生提出資料 (108 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000121431_00348.html |
出典情報 | 新型コロナウイルス感染症対策アドバイザリーボード(第99回 9/14)《厚生労働省》 |
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• 2022年32-33週:世界的にインフルエンザの状況は、一部の国を除いて低レベルであり12週のピークを境に継続して減
少傾向であった。
• 南半球のオセアニア、アフリカ南部、南米では通常のシーズンの時期(主に日本の夏季・現地の冬季)にパンデ
ミック前やそれに近い水準のインフルエンザの流行を認めたが、シーズン外の水準まで減少している。
• ヨーロッパでは、 2021-2022シーズンにおいて10-15週(3-4月)前後に2度目のピークを認めたが、その後ピー
クアウトして通常のシーズン外の水準まで減少している。
• 米国では、 2021-2022シーズンにおいて15週(4月)前後に2度目のピークを認めたが、その後ピークアウトして、
ILI・陽性数・陽性率・入院数の指標は全て低いレベルで横ばいである。検出されているウイルスではA(H3N2)が
優位である。
• 東南アジアでは、 ラオス、タイ等でA(H3N2)優位(一部B/Victoria)に横ばい〜増加。
• 南アジアでは、継続的にインフルエンザウイルスが検出され、主にインド等でA(H1N1)pdm09が優位になってい
る。
• 東アジアでは、中国南部のA(H3N2)の流行はピークアウトしているが、直近34-35週では中国北部・韓国において、
低レベルではあるが、 ここ1ヶ月、ILI/インフルエンザ関連の一部指標の増加を認めている (A(H3N2)優位) 。
• SARS-CoV-2の流行がサーベイランスに影響していることが考えられることから、
データの解釈には注意を要する。
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