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資料2-5 重篤副作用疾患別対応マニュアル 進行性多巣性白質脳症(PML)(案) (11 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000209243_00004.html
出典情報 重篤副作用総合対策検討会(第14回 9/15)《厚生労働省》
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表2. 疾患修飾薬における PML のリスク分類 1)
薬剤

使用疾患

薬剤投与から発症までの期間

PML 頻度

85%以上の症例は>24 ヶ月

1/100〜1/1,000

Class1
ナタリズマブ
エファリズマブ

多発性硬化症、クローン病(海
外)

乾癬(海外)

>3 年

Class2
フマル酸ジメチル

多発性硬化症、乾癬(海外)

18〜54 ヶ月

〜1/50,000

フィンゴリモド

多発性硬化症

18〜54 ヶ月

〜1/18,000

ミコフェノール酸

移植後拒絶反応の抑制、ループ

モフェチル

ス腎炎

ブレンツキシマブ

ホジキンリンパ腫、未分化大細
胞リンパ腫

Class3
B 細胞悪性リンパ腫、B 細胞性
リンパ増殖性疾患、ヴェジェナ
リツキシマブ

肉芽腫症、顕微鏡的多発血管

1/30,000

炎、難治性ネフローゼ症候群な

再発又は難治性の慢性リンパ
アレムツズマブ

性白血病、同種造血幹細胞移植
の前治療、多発性硬化症(海外)
急性白血病、悪性リンパ腫、乳

ミトキサントロン

がん、肝細胞癌、多発性硬化症
(海外)

テリフルノミド

多発性硬化症(海外)本邦未発売

ダクリズマブ

多発性硬化症(海外)本邦未発売

※ Class1は使用により確実に PML 発症リスクが上昇する薬剤、Class2は使用により PML 発症リス
クが高くなることは明らかだが Class1に比較して頻度が極めて低い薬剤、Class3は発症症例が報告
されているが,関連はまだ明らかではない薬剤

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