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参考資料9 職域におけるがん検診に関するマニュアル(平成30年3月) (44 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_28073.html
出典情報 がん対策推進協議会(第82回 9/20)《厚生労働省》
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2. システムとしての精度管理
解説:検診機関が単独で実施できない項目については、関係機関と連携して実施する。
☐ 受診者への結果の通知・説明、またはそのための市区町村への結果報告は、遅くとも検診受診後 4 週間
以内に行う。
☐ 精密検査方法、精密検査結果及び最終病理結果・病期 ※について、市区町村や医師会から求められた項
目の積極的な把握に努める。
※ 「精密検査結果及び最終病理結果・病期」は地域保健・健康増進事業報告に必要な情報を指す。
☐ 撮影や読影向上のための検討会や委員会(自施設以外の乳がん専門家 ※を交えた会)を設置する。もし
くは、市区町村や医師会等が設置した検討会や委員会に参加する。
※ 当該検診機関に雇用されていない乳がん検診専門家

3. 事業評価に関する検討
解説:検診機関が単独で実施できない項目については、関係機関と連携して実施する。
☐ チェックリストやプロセス指標などに基づく検討を実施する。
☐ がん検診の結果及びそれに関わる情報 ※について、市区町村や医師会等から求められた項目を全て報告
する。
※ 「がん検診の結果及びそれに関わる情報」とは、地域保健・健康増進事業報告に必要な情報を指す。

注1 乳がん検診に用いるエックス線装置の仕様基準:マンモグラフィによる乳がん検診の手引き第 6 版、

マンモグラフィガイドライン第 3 版増補版参照
注2 乳房エックス線撮影、読影及び精度管理に関する基本講習プログラムに準じた講習会

基本講習プログラムに準じた講習会とは、日本乳がん検診精度管理中央機構(旧マンモグラフィ検診精
度管理中央委員会)の教育・研修委員会の行う講習会等を指す。なお、これまで実施された「マンモグ
ラフィ検診の実施と精度向上に関する調査研究」班、
「マンモグラフィによる乳がん検診の推進と精度
向上に関する調査研究」班、及び日本放射線技術学会乳房撮影ガイドライン・精度管理普及班による講
習会等を含む。

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