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資料2 協会けんぽにおけるインセンティブ制度の見直しについて (3 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_23434.html
出典情報 保険者による健診・保健指導等に関する検討会(第44回 1/19)《厚生労働省》
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インセンティブ制度の見直しについて②
2. 見直し(案)策定にあたっての基本的な考え方
○ インセンティブ制度の見直しにあたっては、「基本的な考え方」に沿って、具体的な見直し内容を決定することとし、これまで、協会けんぽの
本部と代表6支部で「インセンティブ制度の見直しに関する検討会(以下、「検討会」という。)」を2度開催し、その過程で全支部からの意見
を聴取し、「基本的な考え方」を整理した。
○ 具体的には、本部と代表6支部との間で第1回検討会(令和3年5月27日開催)を開催し、そこで出された一定の方向性について、各支部
から意見を聴取し、第2回検討会(令和3年6月23日開催)で「基本的な考え方」を整理した。この内容について、7月に開催された運営委員
会及び評議会において説明するとともに、この「基本的な考え方」に沿って、「評価指標」及び「加算減算の効かせ方」について、現行の枠組
みを維持しつつ、以下の①~⑦の視点により見直しを検討した。
【見直し(案)策定にあたっての基本的な考え方 】
① 成果指標を拡大する。
② 配分基準のメリハリ強化を行う。
③ 予防・健康づくりの取組により一層努める。
④ インセンティブが不十分である層(下位層)に効果を及ばせる。
⑤ 医療費適正化により直ちに保険料率に影響を及ぼす取組ではなく、将来的な医療費の適正化に資する評価指標を選定する。
⑥ 加入者数の規模や増減の幅等の支部の特性に配慮する。
⑦ インセンティブ分の保険料率のインパクトを強める。
○ また、現行制度の枠組みのあり方に関する見直しについては、今回の見直し後の制度運営状況、特定健診・特定保健指導の効果に係る
研究成果、今後の政府による保険者インセンティブ制度に対する方針、健保・共済における後期高齢者支援金加算・減算制度の実施状況
等を勘案し、3年後を目途に、改めて検討を行う。

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