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15参考資料2-5 百日せきワクチン ファクトシート 平成 29(2017)年 2 月 10 日 (32 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000192554_00024.html
出典情報 厚生科学審議会予防接種・ワクチン分科会 予防接種基本方針部会(第49回 10/4)《厚生労働省》
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DT 0.1 mL 群と比較して DTaP 0.5 mL 接種群では発赤(RR 1.33 95% CI:1.10-1.60)、腫
脹(RR 1.40 95% CI:1.12-1.75)、疼痛(RR 1.62 95% CI:1.33-1.98)、熱感(RR 1.59 95%
CI:1.19-2.13)いずれの頻度も高く、局所反応全体の頻度も高かった。
DT 0.1 mL 群、DTaP 0.2 mL 接種群と比較して、DTaP 0.5 mL 接種群では、発赤、腫脹
ともに 5 cm を越える割合が高かった(図13)
。発赤、腫脹がみられる時期に関しては、
三群とも接種後 1〜2 日に多かった。全身反応として、発熱に関しては三群ともに違い
はなかった。発熱以外の主な全身症状としては、頭痛が 4.5%、全身倦怠感が 2.0%、鼻
汁が 1.8%に認められたが、三群間に差はみられなかった。局所と全身の副反応から、
DTaP 0.2 mL 接種は DT 0.1 mL 接種と同等の安全性があると結論された 117)。

図13.

DT 0.1 mL 接種群、DTaP 0.2 mL 接種群、DTaP 0.5 mL 接種群における、

接種後の日数別発赤・腫脹出現割合と程度の比較(文献 117 より引用抜粋)
高山らは、健康成人 35 人を対象に、DTaP 0.5 mL(化学及血清療法研究所製)を皮下
接種後、副反応の出現頻度に関して報告している。局所反応として、圧痛が 86%、発赤
が 66%、硬結が 74%に認められ、全身反応として、発熱が 23%、頭痛が 6%、倦怠感が
6%に認められた 115)。全身反応の発現率は低かったが,小児に比較して成人では局所反
応の発現頻度は高かった。
また、柳澤らは、健康成人 30 人を対象に、DTaP 0.2 mL(北里研究所製)を皮下接種
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