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15参考資料2-5 百日せきワクチン ファクトシート 平成 29(2017)年 2 月 10 日 (9 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000192554_00024.html |
出典情報 | 厚生科学審議会予防接種・ワクチン分科会 予防接種基本方針部会(第49回 10/4)《厚生労働省》 |
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発作性の咳
70〜99
88
Postels-Multani et al., 1995
Schmidt-Grohe et al., 1995
de Serres et al., 2000
Strebel et al., 2001
Gilberg et al., 2002
夜間の咳
65〜87
77
Postels-Multani et al., 1995
Sentilet et al., 2001
Gilberg et al., 2002
吸気性笛声
8〜82
38
(whoop)
Trolfors & Rabo, 1981
Postels-Multani et al., 1995
Schmidt-Grohe et al., 1995
de Serres et al., 2000
Strebel et al., 2001
Gilberg et al., 2002
咳込みによる
17〜65
41
嘔吐(vomiting)
Trolfors & Rabo, 1981
Postels-Multani et al., 1995
Schmidt-Grohe et al., 1995
de Serres et al., 2000
Sentilet et al., 2001
Strebel et al., 2001
Gilberg et al., 2002
a
文献の有症率について上限と下限値を示した
b
文献の有症率について平均値を示した
百日咳は特にワクチン未接種の乳幼児が罹患すると重篤化し易く、0 歳で発症すると
半数以上が呼吸管理のため入院加療となっているとの報告がある
30)
。一方、成人が罹
患した場合、その症状は軽く、脳症や死亡例といった重篤症例はきわめて稀である
(0.1%以下)
。ただし、失神、不眠、失禁、肺炎といった合併症、ならびに激しい咳に
よる肋骨骨折が認められることがある 31)。
百日咳菌は患者の上気道分泌物の飛沫や直接接触により感染する。初期段階として菌
はまず上気道に感染し、次いで気管支および小気管支の粘膜上皮または繊毛間で増殖す
る。百日咳菌の感染力は麻疹ウイルスと同様に強く、免疫のない家族内接触者の二次発
病率は 80%以上とされている
32)
。百日咳の基本再生産数(R0、感受性者の集団におい
て1人の患者が感染させる人数)は 16〜21 と見積もられており、百日咳菌が狭い空間
8
70〜99
88
Postels-Multani et al., 1995
Schmidt-Grohe et al., 1995
de Serres et al., 2000
Strebel et al., 2001
Gilberg et al., 2002
夜間の咳
65〜87
77
Postels-Multani et al., 1995
Sentilet et al., 2001
Gilberg et al., 2002
吸気性笛声
8〜82
38
(whoop)
Trolfors & Rabo, 1981
Postels-Multani et al., 1995
Schmidt-Grohe et al., 1995
de Serres et al., 2000
Strebel et al., 2001
Gilberg et al., 2002
咳込みによる
17〜65
41
嘔吐(vomiting)
Trolfors & Rabo, 1981
Postels-Multani et al., 1995
Schmidt-Grohe et al., 1995
de Serres et al., 2000
Sentilet et al., 2001
Strebel et al., 2001
Gilberg et al., 2002
a
文献の有症率について上限と下限値を示した
b
文献の有症率について平均値を示した
百日咳は特にワクチン未接種の乳幼児が罹患すると重篤化し易く、0 歳で発症すると
半数以上が呼吸管理のため入院加療となっているとの報告がある
30)
。一方、成人が罹
患した場合、その症状は軽く、脳症や死亡例といった重篤症例はきわめて稀である
(0.1%以下)
。ただし、失神、不眠、失禁、肺炎といった合併症、ならびに激しい咳に
よる肋骨骨折が認められることがある 31)。
百日咳菌は患者の上気道分泌物の飛沫や直接接触により感染する。初期段階として菌
はまず上気道に感染し、次いで気管支および小気管支の粘膜上皮または繊毛間で増殖す
る。百日咳菌の感染力は麻疹ウイルスと同様に強く、免疫のない家族内接触者の二次発
病率は 80%以上とされている
32)
。百日咳の基本再生産数(R0、感受性者の集団におい
て1人の患者が感染させる人数)は 16〜21 と見積もられており、百日咳菌が狭い空間
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