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15参考資料2-5 百日せきワクチン ファクトシート 平成 29(2017)年 2 月 10 日 (33 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000192554_00024.html
出典情報 厚生科学審議会予防接種・ワクチン分科会 予防接種基本方針部会(第49回 10/4)《厚生労働省》
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後、副反応の出現頻度に関して報告した。局所反応として、圧痛が 82%、発赤が 63%、
硬結が 59%に認められ、全身反応として、37.0℃以上の発熱が 15%、倦怠感が 15%、頭
痛が 11%に認められた

116)

。なお、高山らや柳澤らの研究では、被験者成人の DTaP 接

種歴は記載されていない。


海外での検討

海外では、11〜12

歳児への百日せき含有ワクチンの接種としては、ジフテリアと百

日咳の抗原量を減らした Tdap が主に使用されており 120,121)、DTaP 接種時の安全性に関
する検討は少ない。DTaP 接種後の副反応報告頻度に関する論文についてまとめた(表
11)。
表11.

DTaP 接種後の主な副反応の報告頻度まとめ(論文レビュー)

Liese らは、DTaP(阪大微研製)の接種歴が 4 回ある 4〜6 歳児 580 人を対象として、
5 回目の DTaP 接種後の副反応頻度に関して報告した。局所反応として、発赤が 59.8%、
腫脹が 61.4%、疼痛が 58.8%で認められた。また、5 cm を越える発赤は 31.0%、5 cm
を越える腫脹は 25.0%で認められた。局所反応は、ほとんどが接種後 3 日以内に認めら
れていた。また、全身反応は、38 ℃以上の発熱が 3.8%、落ち着きのなさが 19.7%、食
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