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資料3-9 押谷先生・鈴木先生・西浦先生・脇田先生提出資料 (8 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000121431_00395.html
出典情報 新型コロナウイルス感染症対策アドバイザリーボード(第101回 10/5)《厚生労働省》
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表1.COVID-19 の 2022 年 10 月から半年間の見通し
シナリオ

想定される状況

想定される要因

小規模流行の持続

・過去の流行拡大の規模を下回る程度の

・ウイルス要因

小中規模の感染拡大が1〜2回発生
新たなオミクロン株の亜系統が流行するが、感染・伝播性は

する。

BA.5に対して大きく優越するものではなく、獲得免疫に対す
・一定数の入院患者、重症者が発生する

る明らかな逃避能力はみられない。重症度についても大きく

が、現行の医療提供体制で対応可能な

変化がない。

範囲内となる。
・免疫要因
第7波までに自然感染とワクチンにより獲得した免疫による
感染防御、重症化防御の効果が持続する。
・社会的要因
海外からの流入人口が増加し、国内での社会活動の活性
化が起こるが、比較的抑制的である。

年内の大規模流行

・年内に流行が立ち上がり、第 7 波を上

・ウイルス要因

回る規模の流行が年明けまで続く。
新たなオミクロン株の亜系統あるいは新規変異ウイルスが流
・第 7 波を上回る規模の入院患者、重

行する。感染・伝播性は BA.5に対して優越し、獲得免疫

症者が発生し、地域によって医療が逼迫

から逃避する能力を有する。重症度は BA.5 相当かそれを

する状態となる。

上回る。
・免疫要因
第7波までに自然感染とワクチンにより獲得した免疫による
感染防御、重症化防御の効果が比較的急速に減弱する。
2 価ワクチンの追加接種が十分に進まない。
・社会的要因

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